2023.07.16
お知らせ
癒し効果絶大!セラピードッグはどんな役割を果たすの?
日本でもセラピードッグの活動が普及しつつあります。海外では小児病棟や介護施設などで広く受け入れられているセラピードッグですが、実際にどのような仕事をし、どんな効果があるのかをご紹介させていただきます。
★セラピードッグはどんな仕事をするの?
セラピードッグは入院病棟や介護施設、教育施設などへ足を運び、多くの方とふれあい、共に時間を過ごすことを仕事としています。
例えば、小児病棟では入院患者とふれあい、一緒に散歩に出かけたり、ボール投げをしたり、時には治療に立ち会い子供達の緊張、不安を和らげています。セラピードッグの多くはただそっと寄り添い、相手と歩調を合わせ、相手の気持ちに共感することを自らの役割と認識しています。
中にはリハビリにい同席する犬もいます。子供達は自分一人ではなかなか歩行訓練や厳しいリハビリに前向きになれない場合でもセラピードッグがいることで、一緒に散歩をしたい、一緒に歩きたいという目標を持つことが出来、前向きになれます。
このようなメンタル面でのケアは医者や家族ではなかなかお互いの思いが通じ合わないこともあるので、セラピードッグの存在が如何に素晴らしいかがうかがえます。
★セラピードッグに向いている犬種は?
盲導犬といえばラブラドールレトリバー、警察犬といえばシェパードとその役目ごとに適任と言われる犬種がいます。でもセラピードッグには特定の犬種の指定はありません。セラピードッグの適正は犬種ではなく、個々の性格によって決まります。
セラピードッグに求められる資質は、人間への共感性の高さです。相手の感情、状況を読み取り、相手に合わせ共に過ごすことが出来ることが大切です。
この資質は一見どの犬も持ち合わせているかのように思えますが、セラピードッグの場合さらに繊細な感覚が求められます。
★セラピードッグのトレーニング
セラピードッグとして仕事をし病院などを訪問するには、
・どのような状況でも冷静でいること
・トレーナーの指示に正確に従うこと
・決して興奮をしたり、攻撃的な態度をとらないこと
・たとえ条件反射であっても牙をむくようなことをしないこと
などをトレーニングで身に着けます。セラピーの現場ではふいに尾先を触られたり、大きな物音がしたり、時には足を踏まれてしまう事もあります。どのようなことがあっても常に落ち着いて行動出来るよう専門家によるトレーニングが行われます。
★日本でも受け入れ先が増えています
日本ではまだまだセラピードッグの活動は普及途中です。受け入れを行っている病院や施設も少なく、受け入れて欲しい、犬と過ごしたいという患者さんの声との温度差があります。
現状で、セラピードッグの活動の大半はボランティアで行われています。この活動に興味、関心のある方はぜひ愛犬と一緒に活動への参加を考えてみましょう。愛犬と共に社会貢献をしたい、新しいことに挑戦したい、愛犬には適性があるなどそのきっかけは様々ですが、きっとやりがいのある目標を見つけることが出来ます。
★一番大切なことはお手入れ
病院や施設へ足を運ぶ上で一番大切なことは、衛生管理です。つまりお手入れです。院内、施設内の衛生管理のためにも決められたタイミングでトリミング、爪切り、耳掃除を済ませる必要があります。中には訪問直前の当日にトリミングを済ませることを条件としている施設もあります。
抜け毛や体に着いた汚れ、臭いはともに暮らしているとつい無関心になりがちですが、このような特別な場所へ足を運ぶ時はいつもより念入りなお手入れをしましょう。
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