みなさんこんにちわ！
麻布PET代々木公園店の岡澤です！
今日は犬の目やにに関してご紹介します。
実は犬の目やににも色々な種類があります。
飼い主さんやペットシッターの方は、目やにの色の理由や症状、目やにのケア方法を頭の片隅に入れてください♪

白っぽい、グレーの目やに

よく見られる目やにの色だと思います。
主にタンパク質や脂質の分泌や、老廃物、空気中の汚れなどです。
病気ではありませんが、そのままにしておくと涙やけなどになってしまい不衛生なのでこまめに拭いてあげましょう。

黄色っぽい目やに

黄色っぽい目やにが出ている時は何らかの病気の可能性があります。
菌やウィルスの感染症の疑いがあります。
すぐに獣医さんに診てもらいましょう。また、他の犬にも移ることがあるので、要注意です。

緑っぽい目やに

目やにが緑の場合にも、何らかの病気の可能性があります。
角膜炎、結膜炎の原因が考えられます。
また、両目に出ているようならジステンパーや内臓疾患の疑いがあります。
すぐに獣医さんに診てもらいましょう。

目やにから考えられる病気

犬の角膜炎

シャンプーが目に入ったりまつ毛の刺激などなんらかの原因によって
角膜に傷がつき角膜に炎症が起こります。
それによって目が痛むので、目をかいたりしてしまいます。

犬の結膜炎

被毛やほこりなど、目に異物が入ったり、ウィルスやアレルギーなどで結膜に炎症が起きます。まぶたの内側が充血したり目の周りがかゆくなりかいてしまいます。

犬のウィルス感染症

ジステンパーウィルスに感染している犬の鼻　水、尿、便などに接触したりくしゃみや咳などによって空気中に散乱したウィルスを吸いこんでしまうことにより感染します。ワクチンを打っていれば軽い呼吸器症状で済みますが子犬、老犬、弱っている犬などには、４０℃前後の発熱や下痢、嘔吐などの重い症状が見られます。

目やにの拭き方

ティッシュは繊維が固く皮膚を傷つけてしまう恐れがあるので、柔らかい布やガーゼを使いましょう。
目やにが固まらないように１日２回程拭いてあげるのが理想です。
既に固まってしまっている目やには、お湯で布やガーゼを湿らせて固まっている部分に当てながらふやかしていきます。ふやかした後は、コームでとかしてあげるとキレイに仕上がります。　　　無理して拭こうとすると嫌がった時に噛んだりする場合もあるのでくれぐれも気を付けましょう！

犬の目の変化は毎日確認できるものなので、日々異常や異変ががないか観察をしてみて病気の早期発見などにも繋げられるといいですね（^^）