2015.06.26
お知らせ
犬や猫たちの里親になるとき、里子に出すときの注意点
こんにちは。 麻布PETの丸山です!
今回は「犬や猫たちの里親」について詳しくご紹介します。
里親とは?
里親とはもともと「他人の子を預かり親に代わって養育する人」という意味があります。
犬や猫の里親にしても同じです。つまり、元の飼い主が引越しや家庭の事情などで飼えなくなった犬や猫を、元の飼い主の代わりに、預かり責任を持って飼ってあげる人。
なぜか犬や猫の里親をいうと、譲り受けた時点でもう自分の犬(猫)だからどうしようと勝手だみたいな人もいるみたいです。
里子とはあくまで、元の飼い主の方の所で育てられた子(犬・猫)がやむにやめない事情で手放す場合を指すのであり、有償で手放す場合は「里子」ではなく、単に「売っている」だけです。
里子に出す場合に注意すべき点
まず、ペットを受け渡す時は出来るだけ里親になる人の自宅で行う。
それが一番確実なようです。
最近は悪用する人が多く、子犬なら転売する人、成犬や成猫なら実験動物に、また、愛護団体を名乗り、金銭を要求する人や虐待を目的として引き取る人など多岐にわたっています。必ず、飼育環境(その人の身元)を確認できるようにして、後で後悔しないために必要です。
気をつける点
住所・電話番号などの個人情報を教えない(携帯は教えても自宅番号は教えない)
特別な理由もないのに、成猫を欲しがる。
数頭まとめて引き取りたいという。
代理・親戚・親などに頼まれたという。
田舎に帰って飼うなど、自分の家では飼わない。
住んでいる場所がかなり離れているのに里親を希望する。
同様の文面(記述形式)のメールが送信元違いで複数送られて来る。
このような人たちは、あの手この手を使って犬や猫を手に入れようとしますので、里親を募集される場合、手放す際にはくれぐれも注意してください。
確認すべきこと
1.名前及び住所の確認
2.電話番号の確認(自宅電話番号)
3.メールアドレスの確認(無料メールではなくプロバイダーのメール)
4.ペットを飼えるところかどうか(確認のためにもご自分で届けることをお勧めします)
5.譲り渡す時に自宅を訪問できるか
6.家族の了解を得ているか
7.譲り渡した後も近況報告をしてくれるか
8.ペットの飼育経験はあるかどうか
9.新婚家庭ではないか(子供が生まれた後も面倒を見れるか)
10.費用の負担があるときは、具体的な内容(血統書、避妊手術、ワクチンなど)及び金額の確認
以上などです。しっかり確認してから譲り渡すことが重要です。
里親になる場合に注意すべき点
まず、以下の点を確認してください。
1.家族全員の同意を得ているか。
2.自分の自宅がペットを飼っていい環境か。
3.新婚家庭なら、子供が出来てからも面倒が見ることが出来るか。
4.家を留守にしがちな生活ではないか。
5.ペットの健康管理が出来るかどうか。狂犬病や混合ワクチンの他、人間同様にペットも病気にかかります。動物には保険がききませんから、当然治療費は人間以上にかかります。
6.先住犬・先住猫がいる場合、その子達と上手くやっていけるか。
7.どうしても飼えなくなってしまったら、もう一度里親になる人を探す覚悟があるかどうか。
最近は長生きな犬も多いので本当に最後まで責任を持って面倒をみれるかどうか考えてから里親になること、これは普通に子犬をペットショップ等で飼う場合も同じです。
そして、里親になろうと決心した時は、里親の方とよくお話をし、その犬がどんな性格で、どんな癖があるかなど、健康状態はどうなのか、後で「こんなはずじゃなかった。」ということがないよう十分に説明を受けて納得してから譲り受けてください。
まとめ
最後に里親に出す際も受ける際も、最期まで責任をもって面倒をみる。飼い主の一人一人の意識が変われば処分される子は確実に少なくなりますがしっかりとした考えを持つことが大切ですね。
大切なペットとの時間、大切にお預かりさせていただきます。ご相談ください。
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