2020.06.14
お知らせ
熱中症に注意!その見分け方と対策とは?!②
前回の記事(https://wp.me/p62hvi-1gq)では、熱中症になるとどんなことがおこるか、病院につれていくべきことなどをお伝えしました。
今回は、ワンちゃんや猫ちゃんが暑い場所でぐったりしているのを発見した場合、病院にいくまでにできる応急処置についてお伝えします!
応急処置!何をすぐに行うべき?
熱中症かも?と思ったら、病院に連れて行くまでの間に、できるだけ早い対処が必要です。
ポイントは
・まずは体を冷やす
・もし水を飲むようであれば、水を与える
です。
①犬を涼しく、風が通り換気の良い日陰に移す
②水を飲ませる(飲まない場合は無理に飲ませない)
③犬の体に水をかけ、風をあてる(できればうちわなどで仰ぐ)
④氷のうや保冷剤を、頭、首筋、のど、脇の下、お腹、内ももの太い血管が走っている場所にあてる(冷やしすぎないように注意)
そして、応急処置がひと段落したら、早めに病院へ連れていきましょう。
自宅、屋内で応急処置を行う場合
お風呂場や庭の日陰で水のシャワーを体にかけたり、氷のうを体にあてながら、扇風機やエアコン、うちわなどで犬の体に風を送りましょう。
散歩中などの外出時の場合
水道が近くにない、氷が手に入らないなどの状況が考えられます。
アスファルトなど地面が熱い場所を避け、土の上の涼しい日陰で犬を寝かせましょう。
あれば水に浸したタオルを犬に巻き、水をかけながら、風を送る方法が効果的です。
お散歩の際は、水を持ち歩く様にしましょう。
応急処置が済んだら、病院で受診を
熱中症は、できるだけ早く治療を行うことが重要です。
応急処置が済んだら自己判断はせずに、すぐに動物病院に連絡しましょう。
病院までは、体を冷やしながら搬送することをおすすめします。
冷やし過ぎにも気をつけて!
体を冷やし過ぎるのもいけません。
平熱(ワンちゃん、猫ちゃんは38℃台)以下まで体温を下げると、その後も体温が下がり続けます。
冷えすぎが起こってしまうので、逆に体は体温をあげようとして逆効果になってしまいます。注意しましょう!
次回は、熱中症を防ぐための対策や、熱中症の意外な知識についてお伝えします!
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