2023.07.09
お知らせ
災害時にペットの安全を守るには?
近年多発している地震や噴火、大雨による土砂崩れなど、災害は予期できないものです。
家族の一員であるペットの命を守るために。また、万が一はぐれてしまった場合でも、再び共生ができるように。災害に備えた対策や実際に起きた際の行動の注意点をまとめました。
▼日常生活の中の防災対策
災害時にペットを守る為には、まず飼い主が無事でなければなりません。家具の転倒防止や避難経路を複数確保しておきましょう。
ペットが普段いるスペースにも配慮が必要です。崩れやすい家具やガラス窓の近くは危険ですので、可能な限り離れた場所に飼育スペースを設けてください。
また、キャリーバッグやケージ等に入るのを嫌がらないように慣らしておくことで、スムーズな避難ができます。万が一逃げ出したことを想定してマイクロチップや迷子札の装着、犬の場合は【待て】【おいで】などの躾もいざという時に役立ちます。
▼準備しておく防災グッズ
人間の防災グッズはもちろん、ペット用も準備しておきましょう。
・常備品(フード5日分以上、水、薬、食器、ペットシーツ、タオル、首輪&リード、キャリーバッグ、糞尿を処理するシャベル、等)
・飼い主の情報(飼い主の連絡先、飼い主以外の緊急連絡先、ペットの写真を携帯に保存する、等)
・ペットの情報(ワクチンの接種証明書、持病に関する情報や健康状態、かかりつけの病院、等)
・避難所の連絡先や周辺地域の地図
▼災害発生、ペット同伴で避難できた場合
避難所や仮設住宅にはたくさんの人が集まります。中にはペットアレルギーの方もいるかもしれません。必ずキャリーバッグに入れるかリードを付けて移動しましょう。
また、過去の災害時には咬傷事故や鳴き声、トイレの始末でトラブルになった事例もあります。ペットとの生活が苦手な方に対して、最大限の配慮が必要であることを忘れないでください。
地域によっては、ペット同行避難訓練も行っているようです。機会があれば是非参加してみてください。
▼やむを得ずペットと逸れてしまった場合
大規模な災害が起きた際には、緊急災害時動物救援センターが設立されます。この組織が放浪している動物や飼育が困難になったペットの保護、ペットに係る相談の受付などの対応をしてくれるようです。
放浪したペットの返還には飼い主の明示が必要になりますので、やはりマイクロチップや迷子札は準備しておくべきですね。
いかがでしたでしょうか?
災害が起きたとき、事前に知識があるのとないのでは大きな差があります。ご紹介した内容もごく一部に過ぎません。これを機会に、いろんな観点から災害、そしてペットとの共生について考えてみませんか?
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