2015.07.07
お知らせ
大切なペットと長くずっと一緒にいたいから♡♡ 老犬と食事について
こんにちは!
麻布PET麻布店の笹田です。
わんちゃんと長年一緒に暮らしていると、最近衰えてきたかな・・・?と感じる瞬間っていつかくると思います。
あまり歩かなくなり散歩にも行かなくなったり、ごはんを食べなくなったりなど、老化は避けられないものですが、心配になりますよね。
今回は老犬と、その食餌についてお話します!
犬の年齢
犬は人よりもかなり早い速度で成長していきます。
また小型、中型、大型とサイズによっても老化の速度も違ってくるようです。
はっきりとした年齢は定かではありませんが、だいたい人の年齢に換算したものが下記になります。
小型、中型
1ヶ月 1歳
6ヶ月 9歳
1年 16~17歳
1年半 19~20歳
2年 24歳
5年 36~38歳
10年 56歳(小型)、63歳(中型)
大型犬
2ヶ月 1歳
6ヶ月 6歳
1年 12歳
1年半 16歳
2年 19歳
5年 40歳
10年 82歳
大型になるほど小型よりも遅く成長し、大型の方が早く老化するという傾向にあるようです。
老犬と言われる年代は?
またどれくらいの年齢から老犬となるのでしょうか。
販売されているシニア用のフードを見てみても、7歳以上からというのがほとんどです。
ですが7歳と言っても、実際はまだまだ若いと感じてる飼い主さんも多いのではないでしょうか。
人間の年齢で言うと7歳は40代半ば。中年ではありますがまだまだ老犬とまではいきませんね。
本格的な老化の始まりというのは、11~12歳(人間換算60歳前後)頃からというのが一般的な見解であるようです。
ですが、7歳頃から少しずつ体に変化が訪れたり、大きな節目になることも確かです。
それは区別して考えつつ、7歳頃から高齢期に向けての健康管理に気をつけていきたいです。
食事について
7歳頃から気をつけていきたいもののひとつ、食事です。
人と同様に、中年と呼ばれるこの頃から基礎代謝が急激に低下してきます。
基礎代謝とは、生命を維持するために最低限必要なエネルギーの事をいいます。
動かなくても消費されていくものなので、これが低下するということは若い頃と同じように食べていると肥満の原因になってしまいます。
まず肥満を予防する事が課題です。
摂取カロリーを抑えて、基礎代謝を上げていく事を心がけていきましょう!
肥満になると、四肢や関節を痛めたり、心臓に負担がかかります。
胃腸の機能も落ちてくるのでおやつを控えたり、シニア用の低カロリーなフードに切り替えるなどをして低脂肪で消化の良い食事を取っていくことで肥満も予防する事ができます。
そして質の良いたんぱく質をたくさん摂取しましょう!
犬の主食はたんぱく質です。成犬になると人間の4倍以上のたんぱく質が必要であるといわれています。
シニアになり低たんぱく質の食事ばかりだと筋肉量を維持できずに足腰が弱くなってしまいます。
ですので、たんぱく質は成犬時以上に多く与えてあげましょう。
消化が良くない場合はフードをお湯でふやかすなどして食事の与え方に工夫を加えるのもいいと思います。
喉の渇きを自覚しにくくなり水分をとらず脱水症状を引き起こしてしまう場合の予防にも繋がります。
また、適度に運動して体を動かすことで筋肉をつけていくことも大事です。
筋肉をつければ基礎代謝が上がり、太りにくくなります。
ですが既に肥満気味の子は激しい運動は負担が大きいので厳禁。
いつまでも健康に過ごしてもらうために、食事の管理には気をつけていかなければなりません。
元気に見えても7歳をこえるとシニア犬であるということを飼い主さんが自覚して、しっかり配慮していきましょう。
最後に
大切なペットと長く一緒にいるためには、人間も愛犬のことをよく知り、ともに生活していくことが大事になってきます!
ペットが年を取っていくと、どこかに預けたり、家を空けることも心配になってしまうでしょう。麻布PETではペットの介護もお承りしております。
大切なペットのこと、何でも相談してください!!!!
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