2020.07.26
お知らせ
今、何ができる?ペットと一緒に考える災害対策とは③
先週、先々週と、災害がおこる前にしておきたい、ペットとできる災害対策をご紹介して参りました。
今週は、いざ災害がおきた時にどうしよう?という点についてお伝えしていこうと思います!
①災害発生! 人とペットの安全確保を!
災害が発生したら、まずは自分、家族、ペットの安全確保が一番です。
それぞれの災害の発生時のガイドラインにしたがって、まずは身の安全を確保しましょう。
突然の災害で、ペットもパニックになり、いつもと違う行動をとることがあります。
ペットを落ち着かせるとともに、脱走やケガをしないように気をつけましょう。リードをつけたり、ケージに入れるなどして、ペットの安全を確保しましょう。
②ペットと同行避難をしよう
避難できる、となったタイミングで、迅速に避難を行います。市区町村や、国のガイドラインにしたがって避難行動をとってください。避難をする際には、飼い主さんはペットと一緒に避難する同行避難が原則になります。
その際、用意しておいたペットの持ち出し用品も持っていくのを忘れずに!いざ避難、となった際に、非常持ち出し用品が持ち出せない…!となってしまっては意味がありません。人間のものと同じところに、持ち出しやすいところに置いておきましょう。
避難場所へ向かう際も、事前に調べておいた情報が役立ちます。
中型〜大型犬など、飼い主と一緒に歩いて避難する子には、足の保護のために犬用の靴下や靴を履かせるのを忘れないようにしましょう。瓦礫や地面の散乱物などによる怪我を防ぐことができます。
到着したら、避難所にいらっしゃる自治体の方に、ペットをと同行避難をしてきた場合はどう過ごせばいいか、を改めて確認しましょう。
万が一ペットとはぐれてしまった場合には、ぺっとについての情報や避難時の状況について、自治体の動物担当部署や警察などに届けてください。また、やむを得ずペットと一緒に避難できず、自宅などに置いてきた場合にも、自治体の動物担当の方に相談をしてください。
③ 避難所・仮設住宅におけるペットの飼育マナー
避難所・仮設住宅などでは、様々な人が集まり共同生活をします。
動物との暮らしが苦手な方や、動物アレルギーの方もいらっしゃいます。
東日本大震災などこれまでの災害では、ペットがいることによってつらい避難生活での心の安らぎや支えとなったという声がある一方…
咬傷事故、鳴き声への苦情や、体毛や糞尿処理など衛生面でトラブルになることもあります。
避難所や仮設住宅では、ペットの飼育管理は飼い主の責任で行うことになります。
衛生的な管理を行うとともに、飼い主同士等で周りの人に配慮したルールを作ることも必要となるでしょう。 自治体の方とも相談し、ペットの飼育場所や飼育方法について早めに決めることが大切となります。
また、ペットも人間と同じで、慣れない環境や状況でのストレスから体調を崩したり、病気が発生しやすくなります。飼い主はペットの体調に気を配り、不安を取り除くように努めましょう。
3週に渡ってペットと考える災害対策についてお話しして参りました。
西日本で豪雨災害があったり、関東で大きな地震がおこる確率が高いことが示唆されていたりと、災害がおこる可能性がとても高くなっています。
これを期に、いまいちどペットとの災害対策について見直してみてはいかがでしょうか!
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