2017.06.09
お知らせ
シニア犬になったら、散歩や運動の見直しを
■歩くペースが「ゆっくり」になり始めたら、散歩コースの見直しを
今や15歳以上の長生き犬も増え、シニア以上のスーパーシニア、ハイシニアという言葉まであるほどです。 でも、「犬」にとってシニア期とはいったい何歳からでしょうか? 市販されているドッグフードには、概ね6歳以上をシニアと定義づけています。6歳を過ぎると、一見それまでと変わらないように見えても内臓機能が低下し始め、新陳代謝も低下し、消化吸収に配慮した食事に切り替えてあげる事が必要だからです。 でも、愛犬の健康状態は、犬種や運動量、それまでの食生活など様々な理由から一律に判断出来るものではありません。6歳を過ぎてもまだまだ元気一杯にドッグランで走り周り、アジリティを続けている犬もいます。 愛犬の「老い」のサインは、「歩くペース」で見極めてあげましょう。
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歩くペースがやや落ち始めた
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以前に比べスピード感がない
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途中で座り込んでしまう
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抱っこをせがむ
などの変化がみられるようになってきたら、そろそろ「散歩」や「運動量」の見直しをしてあげましょう。
■散歩は「短時間」「複数回」が理想的です
シニア期を迎えた愛犬の散歩は、
○負担にならない程度の短時間
○トイレだけ、日光浴だけなど複数回に分けて出かける
○無理をさせない
○愛犬のペースで歩かせる
○立ち止まりたい時に、立ち止まり休憩をさせる
がポイントです。 実は、多くのご家庭では日々の散歩ルートを子犬の頃から変えていないという事が多く見られます。 でも、若く元気な頃と同じルートを歩くには、シニアには負担が大きすぎます。 散歩は健康にかかせない大切なものです。 シニアになったからと、家に籠りがちにならないように、「短時間」「複数回」のお散歩をしてあげましょう。
■規則正しい生活リズムで、元気な「長生き犬」を目指しましょう
シニア期を迎えた愛犬の健康面の心配の一つに「痴呆症」や「昼夜逆転生活」があります。 これは、日中、昼寝をして過ごす時間が長くなり、次第に生活リズムが乱れ、時間感覚がなくなってしまう事も発症の理由です。 このようなお悩みを未然に防ぐ事、出来る限り軽度で済ませるためには、「規則正しい生活」を送る事が大切です。
具体的には
○毎朝、5分~でもいいので太陽の光を浴び、外気の気温を感じさせてあげましょう。
ベランダや庭に出してあげる、抱っこで外に連れ出すだけでも十分です
○決まった時間に食事を与え、トイレをさせる生活を続けさせてあげましょう
食事を置いたままにする、トイレはオムツを活用するという方法もありますが、「自分で」しっかりと生活をさせる事、生活にはリズムがある事を日々再確認させてあげましょう。 もちろん、食事を完食出来た時、食事の前のオスワリなどの決まり事をキチンと出来た時、決められた場所でトイレが出来た時には、思い切り褒めてあげる事も忘れてはいけません。 ○夜は8時には電気を消し、ゆっくりと寝かせてあげましょう 愛犬に目が届く様に、さみしくならないようにといつまでも家族と共に電気のついたリビングで過ごすのは、シニアには負担があります。 シニアになったら、夜は早目の時間に就寝出来る環境と整えてあげましょう。 ベッドやサークルは静かな場所に置き、電気を消してあげます。 シニアになると体温調節が難しくなるので、夜間の暑さ、寒さの対策も忘れずにしてあげましょう。
★まとめ★
家庭だけで難しい事は、お気軽にご相談を
若く元気な頃は、どこへ出掛けるにも一緒に、お留守番も大丈夫だった愛犬も加齢とともに次第に生活が変化するものです。 家族だけではお世話が難しい時、日中の数時間預かっていて欲しい時、出来るだけ負担が掛からないようにお世話をしてあげたい時は、いつでもお気軽に当店へお声がけくださいませ。ペットシッター、ペットホテル、ペットタクシーは、
ぜひ 麻布PETへ https://azabupet.jp/
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