前回の記事ではウサギのご飯について広く勉強しました。

今日はウサギのご飯の種類と特徴について勉強しましょう！

【牧草】

牧草はウサギにとって大事な繊維質が豊富に含まれており、歯の摩耗を促進するなどウサギの主食として適しています。
ただし、その分美味しさはイマイチです。

牧草はその時々によって色・味・触感にムラが出るので、様々な物を試してみると、そのウサギの好きな牧草があるかもしれません。
また、牧草を与えると食餌を探したり、草を食むなどの自然な行動を促すことが出来ます。これにより退屈に起因する行動を減らし、ウサギの安心感を高めてあげる事が出来ます。
1歳までは高栄養なアルファルファ、1歳以降はチモシーなどをメインにするのが良いでしょう。
（1歳以降にアルファルファを多量に給仕すると消化不良で腸内にガスがたまる事があります。）

【ペレット】

高繊維でタンパク質の少ない牧草ベースの均一なものが望ましいです。
粗繊維が20％以上、粗脂肪分が2－3％程度のものが理想的です。

【野菜】

新鮮な野菜は水分・ビタミン・ミネラルなどの栄養素の優れた供給源になります。
また、種類や食感に多様性を持たせる事でウサギにとっての生活の楽しみにもなります。
ただし、与える前にはしっかりと野菜を洗う事をお勧めします。

【おやつ】

おやつはウサギの生活に必須ではありません。
ただ、飼い主とのコミュニケーションをとったり、ウサギ自身の楽しみの為に少量与える分には問題ありません☆
おやつは量を制限し、タンパク質・脂質・カルシウム・糖質が少ないものを選ぶことが推奨されます。
例）牧草やアルファルファベースのもの。フリーズドライの果物・野菜。

【ミックスフード】

ミックスフードを多量に与えると栄養価が偏ってしまう。
ウサギは栄養価の高く柔らかいものを好んで食べる為、ミックスフードの中から好きな物だけを食べる為です。
その結果として肥満・消化器疾患・歯の過長などを招く危険があるので、ミックスフードはあまりお薦めできません。

いかがだったでしょうか？
これら様々な食べ物をバランス良くたべるのがウサギの健康には重要です。
具体的なバランスについては前回の記事をぜひチェックして下さい！

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