こんにちは！

麻布PET麻布店の笹田です。

皆さまは飼っているわんちゃんに与えてはいけない食べ物がある、というのをご存じですか？？
私たちが食べているのをみて、自分も食べたい・・・！とアピールしてくる子もいたりして、ついあげてしまったり
落ちていた物をうっかり食べてしまった！なんて事もあるかもしれません。

私たち人は普通に食べていても、犬にとっては中毒性が高く口にするととても危険な物がたくさんあります。
またそれが身近な食べ物である事も多いため、知らずにうっかり与えてしまうと要注意です・・・！
今回はその与えてはいけない食べ物についてお話します！

犬に与えてはいけない食べ物　ベスト９

※危険度：高　死亡率の高い危険なもの

◆ネギ類
玉ねぎ、長ネギ、ニラ、にんにく、らっきょなどネギ科の植物。
これらの植物は犬の血液にとても悪影響を及ぼします。
赤血球中のヘモグロビンを変化させて赤血球を破壊、貧血を起こしてしまいます。
また加工されていても毒性は抜けないため、うっかりハンバーグやタマネギの入ったスープなど与えてしまわないように注意が必要です。

◆チョコレートなどのカカオ成分を含むもの
チョコレートやココアの原料となっているカカオに含まれる「テオブロミン」という成分が中枢神経を刺激します。
症状としては嘔吐、下痢、けいれん、発作、不整脈、運動失調など。
チョコレートが好きな方は多いと思いますしとても身近なものですよね。
犬も甘いものを好む嗜好があるので、うっかりテーブルの上に置きっぱなしにして食べてしまったという事故も多いようです。
放置しないように気を付けましょう・・・！

◆アボカド
アボカドに含まれるペルジンが犬にとってはとても有毒です。
多量に摂取してしまうと、嘔吐、下痢など胃腸の炎症を起こし死亡する可能性もあります。
また鳥類やウサギ、フェレットなどげっ歯類の小動物にとっては少量でもかなり危険です。

※危険度：中　摂取量や状況により危険度の高いもの

◆カフェインを含む飲みもの
コーヒー、紅茶などに含まれているカフェインが、カカオと同じように興奮剤の働きをして、呼吸が荒くなったり、嘔吐、下痢、けいれんを起こす事があります。

◆お菓子、ケーキなど甘いもの
食べすぎると肥満の原因になってしまします。
また、肥満によって心臓病や糖尿病など様々な病気を引き起こす場合も。
飼い主がしっかりコントロールしてあげましょう！

◆生の豚肉
トキソプラズマという伝染病を引き起こす寄生虫がいる恐れがある為、与える際には加熱調理が必要です。
症状は体重減少、下痢、目の障害など様々あります。
やはり生というものは危険性も増すので動物に限らず人の食事でも気を付けたいですね。

◆鳥、魚など硬い骨
特に鳥の骨は鋭くとがった状態で縦に裂けるので、喉や消化器官、内臓に刺さり傷つけてしまう恐れがあります。
特に小型犬は注意が必要です。

※危険度：低　少量なら問題ないが摂取量によっては危険なもの

◆エビ・タコ・イカ
生の内臓にはビタミンB1分解酵素が含まれているため、過剰に摂取すると急激にビタミンB1が不足、ビタミンB1欠乏症になる恐れがあります。
量が多くなければ大丈夫ですが、消化も悪いため与えていい食材とはいえません。
症状：消化不良、食欲低下、嘔吐etc.

◆生卵
卵白に含まれる成分がビタミンB群の一種を分解します。
ビタミンのバランスが崩れやすく下痢の原因にもなります。
加熱すれば問題はなく、栄養的にもとてもいいものです。

まとめ

今回いくつか食材をあげてみましたが、いかがでしたでしょうか。
人が日常で当たり前に食べているものでも、犬にとってはとても危険であるものが多く怖くもなりました。
届く所に食べ物を置かない、食べ物のにおいがしないようにしっかり密閉して管理する、など徹底していきたいですね。
うっかりでは済まない事故に繋がりかねません。
大切なわんちゃんの為にも、家族や周りの人たちがしっかり注意していきましょう。

外出中、旅行中こういった誤食の心配がないように、大事なわんちゃんお預かりいたします！

ご相談ください。

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