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News お知らせ

麻布PETより最新情報をお知らせいたします。

2014.11.12

お知らせ

【お役立ち・雑学】換毛期は、年に2回

こんにちは

麻布PETの尾花です。

 

換毛期

犬のブラッシングをするとゴソっと抜ける時があったり、それほど抜けないときがあったり…。換毛期でなくとも常に犬の毛は新しい毛から古い毛になり、抜けていくという周期を繰り返して年間を通して毛が生まれ変わっています。その中でも、犬の換毛期は春と秋の、暑くなったり寒くなったりする季節の前に大量に生え変わるというのはよく耳にすると思います。
換毛期は特に春と秋の日照時間や気温が関連していると言われています。気象条件の中でも、特に日照時間が換毛期に大きな影響を与えているようです。
春になり日照時間が長くなり、だんだん暖かくなり始めると、新しい毛が成長をして、冬場に生えていた保温性の高いアンダーコートを押し出し、硬いオーバーコートを増やします。その頃生えてくる「夏毛」は、少し粗めで密度が少ないため、夏に比較的涼しく感じられます。
一方、夏も終わり秋へ移り変わる頃は、日照時間を短くなり、朝晩の気温が下がってきます。そうすると夏に生えていたオーバーコートの涼しい「夏毛」が抜け落ちて、今度は冬の寒さから身を守るためのもこもことした温かな「冬毛」がたっぷり生えてくるのです。また、この「冬毛」のほとんどがこの時期になると休止期になるので、新たな毛は生えてきません。

また上記のアンダーコートとオーバーコートの生え変わりの話からも分かるように、はっきりとした換毛期があるのは、この2種類の毛を持つ犬種です。「ダブルコート」を持っている犬は、全ての犬ではありません。主に寒冷地を原産とする犬種、例えば「シベリアンハスキー」「シェットランドシープドッグ」「ゴールデンレトリバー」「ジャーマンシェパードドッグ」などが挙げられ、これらの犬種や四季がはっきりしている場所が原産地の犬種には換毛期があります。逆にシングルコートや暖かい場所が原産の犬種にははっきりとした換毛期はありません。

綿毛にをスムーズに取るために、トリマーは主に下記の3つの道具を使用します。
・コームブラシ…ブラッシングには必須アイテムです。定期的にコームブラシを通してあげることでトリミングの際も非常に作業が楽になります。このコームブラシは犬の全身をブラッシングできます。
・スリッカーブラシ…コームブラシで毛を通したときに引っかかってしまう場合は、無理やりブラッシングを続けようとせずに、スリッカーブラシでやさしく絡まった毛を解きます。こちらはトリミングによく使用されるブラシですが、コームブラシと異なり、犬の全身を使用するには注意が必要です。ソフトタイプとハードタイプがあるので犬種によって使い分けると良いでしょう。
・ファーミネーター…コームブラシとスリッカーブラシを使用しても、まだ抜け毛が気になる場合にファーミネーターを用いてアンダーコートを抜きましょう。コームブラシなどである程度毛の通りを良くしてから使用すると力を入れずに抜くことができます。
・ラバーブラシ…ラバーが毛を吸着する性質を利用することで抜け毛を取り除きます。消しゴムのような原理で毛を痛めてしまう傾向があり、短毛種で換毛期に出る抜け毛などの除去に使用します。

 

トイプー

 

 

 

 

ブラシの種類

では具体的にどのようにしてブラッシングをして、換毛期を乗り切ればよいのでしょう。それは毛の長さによって方法が異なります。
ロングヘアー(長毛種)であるヨークシャテリア、シーズー、マルチーズなどに代表される犬種は、換毛期は関係なく定期的にブラッシングしてあげると良いでしょう。抜け毛を取るときはスリッカーブラシを用います。いきなり根元から解かそうとするのではなく、先端から何度かに分けてゆっくりと毛をすいていきます。毛の途中で綿毛がが見つかったら無理にブラシを通そうとせず、綿毛を手で揉むようにほぐして、その後コームなどで整えます・
一方、ショートヘアー(短毛種)であるダルメシアンやボクサーなどの犬種は、抜け毛取りにスリッカーブラシは使用せず、柔らかいラバーブラシを用います。スリッカーブラシを使用して手入れをすると、ブラシの先端が皮膚を傷つけてしまう恐れがあるので十分に注意してください。長い毛がないのでコームを使用する必要はありませんが、蒸しタオルなどで体を拭いてあげるといいと思います。
毛がゴワゴワしているミニチュアシュナウザーやワイヤー・フォックス・テリアなどはワイヤー種と呼ばれます。この犬たちをブラッシングするときに主に使用するのはスリッカーブラシです。換毛期で抜け毛が特に多い時期はスクラッチャーを使用しても良いでしょう。ひげや眉毛の手入れには主としてコームを使用しますが、目に入らないように注意してください。

 

まとめ

換毛期は大量に抜けかわるため、抜けた毛が綿の玉のようになって体にいつまでもくっついていることがあります。このときブラッシングでの手入れを怠ると、換毛期でなくとも全身の毛がもつれ始めて、数日の間で毛玉になってしまいます。しかし、この毛玉は毛の生え際に固まるので、外見的にはほとんど変化無く、見逃してしまいがちです。
この状態で放置をすると、通気性も悪くなり、毛玉はいくつかのマット上の固まりになります。こうなってしまうと、飼い主の手には負えなくなり、無理に解こうとすると犬も痛みを感じて暴れてしまうでしょう。その後、トリマーに任せることになると思いますが、時間と手間がかかるわりには完全な元の状態に戻ることはありません。
毎日の愛情をこめた手入れの時間が何よりも大切なのです!

 

でも、自分でわんちゃんの毛を手入れするのは大変ですよね!

お風呂にいれたあとの毛はとても絡まりやすく、事前のブラッシングが大切ですし、お風呂から上がれば早く乾かさないとわんちゃんが寒くて震えてしまうため、実は経験と技術がいることなんです。

カットも自分で可愛く仕上げるなんて難しいですよね(^_^;)

そんな時はぜひ麻布PETへお越しください!

毛の手入れやカットなどのトリミングを丁寧にさせていただきます♪

 

麻布PET

https://azabupet.jp/