こんにちは！

麻布PET麻布店の丸山です。

 

犬のあくびについて

さて今回は犬のあくびについてです！！

犬も人と同じようにあくびをしますね！

人であれば、睡眠が足りずに眠たい時、退屈な時、疲れた時にするイメージですよね！
犬も人間と同じく睡眠が不足している時にもあくびをするのですが、昼間も熟睡ではないにしても、人間と比較すると寝ている時間が長いですから、本当に睡眠が足りないというケースは少ないといえるでしょう。

ではなぜあくびをするのでしょうか?

犬は不安や心配、緊張などが高まった時にあくびをするようです。

犬の緊張が高まるとあくびをする行動はただ眠いというわけではなく、言葉がしゃべれない犬なりの気持ちの表現の1つなのです！

そしてあくびをとる行動をカーミングシグナルと言います。

 

 

 

 

 

 

カーミングシグナルとは

犬が恐怖や不安（ストレス）を感じたときに、自分だけではなく相手も落ち着かせ緊張状態を回避するために送るシグナルをカーミングシグナルといいます。一見何気ないしぐさにも見える行動がシグナルという場合があります。

代表的なシグナルとしては、

・目線をはずす

真正面からの対立を防ぐためには犬は問題となりうる［対象物］から目をそむける行動。

・鼻をなめる

目につきやすいが見逃されがちな行動で、相手や自分を落ち着かせるための行動。

・体を掻く

かゆいところもないのに体を掻いてストレスを解消しようする行動。

・地面のにおいをかぐ

においを嗅ぐふりをすることにより周囲に自分が無関心であることを知らせる行動。

・体を振る

体の水切りをする時にブルブルと体を振る動作と同じこの行動は緊張から解放された瞬間に犬が見せる行動。

などのシグナルがあります。

言葉がしゃべれない犬の気持ちの表現の1つであるあくびのほかにも犬の行動を見ることで気持ちを理解することができます！

 

犬のボディーランゲージ

犬を理解するには特定の部分を注目するのではなく、体全体やまわりの状況を考えて理解しましょう。

犬も人と同じような表現をすることもありますが、違う意味である場合もあります。

このボディーランゲージには喜び、悲しみ、恐怖、ストレスのそれぞれの表現があります。

☆喜び

体をくねらせたり、飛び跳ねる、走り回るといったじっとしていないです。

尾を大きく振ったり、明るい鳴き声で鳴く、またマウンティングをとることもあります。

ときにはうれしくて排尿をしてしまう犬もいますが、これは弱い自分を守ってほしいという気持ちを表しています。

しかしこれは犬として自信が深まると自然に治ります。

☆悲しみ

クーンと切ない声で鳴き、上目使いで飼い主を見たり、体に寄り添おうとします。

犬は本来群れで生活する動物のため、群れである家族の愛情を求めて一緒に行動しょうとします。

☆恐怖

体全体を丸くし、震えることもあります。脆弱な部分を隠して体を低く地面にへばりついたような体制をとります。

この恐怖に感じている犬は逃げ場がなくなると攻撃にもでることもあります。

☆怒り

攻撃する前に威嚇します。歯をむき出しにしてウーと唸り、毛を逆立て、尾を小刻みに揺らし、いつでも攻撃できるように構えています。

恐怖心から威嚇にしているうちに怒りえと変わるのが一般的です。

犬が威嚇するのは何かしらの原因があります。怒りのある犬にはその原因を見つけ取り除く努力が必要です。

☆ストレス

同じ単調な行動を繰り返す常同行動や尾を下げ息が荒くなるなどの行動が見られます。

重症の場合は体の同じ部分をくり返しなめ、毛が抜けてしまうこともあります。そのような状態に気づいたら、健康状態と周りの環境を見直してあげましょう。

このストレス、サインがカーミングシグナルです。

あくびは眠たいわけではなく、様々な犬の表現の１つであることを理解して犬が出すサインをしっかり見てあげることにより犬とのさらなる信頼関係も深まりそうですね！

 

まとめ

人間と同じ仕草でも、人と犬では大きく意味合いが異なることがあります。

今回取り上げたあくびのように可愛くみえる仕草がわんちゃんのSOSの場合があるのです。

麻布PETではわんちゃんのしつけも行っていますので、疑問に感じることがあれば気兼ねなくお問い合わせください☆

 

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