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News お知らせ

麻布PETより最新情報をお知らせいたします。

2015.04.24

お知らせ

みんなが知らない「フランダースの犬」~パトラッシュの犬種は?日本語訳ではネロがきよし?~

みなさんこんにちは。

麻布PET 代々木公園店の岡澤です!
みなさん突然ですが、「フランダースの犬」はご存じですか?
多分誰もが一度はあの名シーンを目にしたことがあるのではないでしょうか。
「パトラッシュ・・・疲れたろ・・・僕も疲れたんだ・・・なんだかとても眠たいんだ・・・パトラッシュ・・・」
思いだしただけでも涙が出てきそうですね。

原作は、イギリスの作家ウィーダが1872年に書いたもので、
日本語版は1908年に初めて出版されました。
その後、1975年から約1年間フジテレビ系列の「世界名作劇場」枠でアニメーションとして放映されました。
日本ではとても有名で、誰もがその悲しい結末に心を打たれたことと思います。
ところが、世界での評価はどうでしょうか。

フランダースの犬 世界での評価は?

フランダースの犬の舞台となったベルギーでは、作家がイギリス人ということもあり
舞台であるのにも関わらず、日本ほど有名ではありません。ある映画監督は、
『「負け犬の死」としか映らない」』という厳しい評価をされています。
アメリカでは、こんな結末では主人公達が可哀想すぎる!
ということで、ハッピーエンドのエンディングに改変されたそうです。
なぜ日本でこんなにも有名になったのかを検証するベルギー人監督の
ドキュメンタリー映画で、日本人の、真義や友情のために敗北や挫折を受け入れることを美しいとする価値観が、ネロの死に方を体現しているようだと結論づけられました。
日本人はフランダースの犬や同じ犬の物語、ハチ公物語などを観て
同情や感動を覚える人が多いと思いますが、
欧米の人たちは、子供を早くから自立させる傾向が強くあるので、15歳のネロの運命に翻弄され死んでいく姿を受け入れにくいということですね。
同じ作品でも、国によってこんなにも意見が違うとはとても興味深いです。

 

フランダースの犬の日本語訳ではネロがきよし?

日本でアニメーションとして有名になる前に、小説の日本語版が
出版されましたが、この小説では主人公達の名前がなんと日本語に訳されているのです!
金髪のかわいい少年と大きい洋犬という印象がついてしまっているので、
ネロ、パトラッシュ以外にましてや日本語名なんて想像できませんよね。
実は、ネロは清(きよし)、パトラッシュは斑(ブチ)と訳されていたのです。
正直全然ピンときませんね。
当時の日本では今ほど海外との交流が盛んではなく
西洋人の名前にあまり馴染みがなかったための、このように日本名に訳されたそうです。
ちなみに、ネロの友達のアロアは綾子(あやこ)でした。
このように、海外の作品が日本語訳することによって一気日本っぽくなって馴染み深くなりますね。
今度は日本の小説や映画を海外でどう訳されているのかを調べてみたいと思いました!

 

フランダースの犬 パトラッシュの犬種は?

日本のアニメーションでは、パトラッシュはセントバーナードのような容姿ですが、
実際には、ブービエ・デ・フランダースという犬種だそうです。
フランダースの犬のフランダースはここから来てたんですね!
黒くて硬めの毛をしたの大きな牧畜犬です。
日本でアニメーションにする際に、可愛い男の子たちが出てくるのに黒くて大きいもじゃもじゃの犬じゃ可愛げがないということで、白と茶色の可愛らしい容姿の犬になったそうです。
ちなみに、‘‘セントバーナードのような‘‘というのは、セントバーナードは耳が立っていませんが、フランダースの犬では耳が立っているんです。
じつは、パトラッシュは「セントバーナードや和犬を参考にして作られたオリジナル犬」だそうです。
私は勝手にずっとセントバーナードだと思い込んでいました!

今回は犬そのものについてのお話ではありませんでしたが、
フランダースの犬の色々な秘話についてをお送りしました!

 

 

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