こんにちは。麻布PETの築地店の小金です。

 

みなさんの愛犬の目をよく見たことはありますか？

あたりまえですが人間と違っていますよね。

 

犬って目の部分がほとんど黒眼で白眼の部分はほとんどみえないですよね。

 

 

もちろん犬にも人間と同じように白眼はあるのですが、人間と違って白眼の面積が小さく、

眼球のほとんどが黒眼でできています。

 

なので普段ほとんど白眼が見えないんです！

 

☆犬の目のしくみ

人間と同じように虹彩と瞳孔があり、光はこの瞳孔を通り抜けて網膜に達し、

電気刺激となって後頭葉で画像として認識されます。

 

しかし、その網膜の構造が人間と若干異なるのです。

 

犬の網膜には光の明暗を区別する錘状体細胞が充分な量ありません。

そのため、色に対する認識は人間と比べると非常にあいまいになってしまいます。

 

最近の説では、青・黄色の認識は出来るといわれていますが、人間の色彩感覚には遠

及ばないようです。

 

色鮮やかな花畑もワンちゃんから見れば一面緑一色に見えているかも知れないのです。

 

一方、暗いところでの視覚は圧倒的に犬の方が能力が高いようです。

人間は暗闇でほとんどなにも見えませんがワンちゃんはわずかな光があれば

結構はっきりとみえているようです。

 

 

☆犬は犬種ごとに目の形も違う

 

大きく分けると、アーモンド型・三角型・丸型に分けられます！

 

 

• アーモンド型の犬

ラブラドールレトリバー、ゴールデンレトリバーなど

 

• 三角型の犬

柴犬などの日本犬

 

• 丸型の犬

パグ、シーズー、チワワなど

 

プードルの理想の目の形を知っていますか？

最近はくりくりおめめの子がたくさんいますよね(^o^)

 

でも！本来のプードルの理想の目は実はアーモンド型の目なんです！

 

わんちゃんごとの理想の目の形があるのでうちの子はどんな形が理想なのかな～と

調べてみるのもいいかもしれないですね！

 

 

☆犬の目の色ってどんな色？

 

犬の目の色は瞳孔の大きさを調節する虹彩に含まれる色素の量によって黒～青まで様々な色が存在します。

 

 

ハスキーなどで見られるオッドアイもかっこいいですよね！

 

これも自分のわんちゃんの目をよく見てみるのも楽しいですね！

ちなみにうちのビション君は真っ黒です！

 

 

☆代表的な目の病気

 

【結膜炎】

結膜の血管が充血して赤くなり、涙の量が増えます。

細菌感染や、外からの刺激、アレルギーなどが原因です。

他の病気に起因することもあります。

 

【角膜炎】

涙や目ヤニが多くなり、痛みで目が開けられなくなります。

悪くなると目が白く濁ってきます。

細菌感染や、外からの刺激、アレルギーなどが原因です。

他の病気に起因することもあります。

 

【緑内障】

急性の場合は痛みが強く、目が充血し、眼球が大きくなります。

眼圧が異常に高くなり、白内障や角膜の白濁、変性が見られ、網膜が圧迫されて失明に至ります。

完治することはできませんが、眼圧を抑える目薬や飲み薬はあります。

手術を行うこともあります。

 

【白内障】

水晶体が白濁し、進行すると大理石の模様のようになり、失明します。

老年性、先天性、遺伝、外傷などの他、糖尿病などからの併発もあります。

 

 

 ☆まとめ

こまめにワンちゃんの目をチェックしてあげるのもとても大切なことですよ！

なんだか最近涙が多いなぁ。

充血しているなぁ。

というのが実は初期症状という可能性もあるのです。

ちょっとでもおかしいなとおもったら獣医さんに見てもらいましょう。

 

 

今回は、わんちゃんの目についてでした！！

 

大切なわんちゃんお預かりいたします！！ご相談ください！

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