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News お知らせ

麻布PETより最新情報をお知らせいたします。

2017.12.25

お知らせ

話題の「グレインフリー」フードって?

■グレイン(穀物)を取り除く訳は?

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これまでのドッグフードは原材料表示の欄に必ずといっていいほどに「トウモロコシ」「大豆」「小麦」といった穀類が記載されていました。

これは、コストカット(低価格な製品を作る為)でもあり、ドッグフードの製造段階で均一に成型するには、肉のつなぎとなる穀類が欠かせない素材であったからです。

しかし、ドッグフードのブランドが増え、色々な製品が販売されるなかで、穀類を高比率で配合した安価な製品が主流となり、様々な健康上のトラブルが起きています。

○アレルギー

○脂漏症

○消化不良

○胃腸機能への負担増

○癌の発症

などです。

犬は本来「肉食」の食性の動物です。その為、生野菜や未消化の穀類を消化吸収する内臓機能が十分に発達していません。

つまりドッグフードに配合されている「穀類」からは十分な栄養が摂取出来ず、気がつけば栄養バランスが崩れ、必須栄養素が欠乏し様々な不調がおこってしまいます。

そのような課題を解決する為に、犬本来の食性に近づけ、栄養学上不要な素材を取り除き作りだされた食事が「グレイン(穀物)フリー(不使用)」のドッグフードです。

■グレインフリーは高品質、価格は?

実は、ドッグフードに当たり前に配合されている「トウモロコシ」や「大豆」は愛犬のアレルギー発症原因の上位を占める原材料です。

日々の食事で摂取し続ける事で、愛犬の体の中で、特定の物質の過剰摂取が起き、アレルギーが起こるのです。

一般的にドッグフードに配合されている「トウモロコシ」は人間の可食部位を取り除いた部位です。つまり黄色い実の部分ではなく、芯や皮、髭の部分を粉砕し、粉末状に加工した物です。

もちろん、栄養素は全くといっていいほどにありません。

このトウモロコシの役目は単に、

○肉の使用量を抑える事

○量増し

○未消化で排出させる事で、ウンチを凝縮させ、硬くする事

だけです。

その為、「グレインフリー」でドッグフードを作るには、「穀物」による「量増し」が出来ない為、これまでの数倍の「肉」を配合する必要があります。

その上、「肉」そのものを高品質、安全性の高い素材、「ヒューマングレード(人間が食べる事の出来る程度の安全な品質)」にする事で、製品の価格は必然的に高額な設定になるのです。

グレインフリーの製品は一般的な製品に比べ高額・・・と感じたら、その価格を愛犬の一日の食費に換算してみましょう。

僅か、数百円ではないでしょうか?

愛犬の健康、将来の不調を予防する為と考えると、さほど高額ではないようにも思えるでしょう。

 ■グレインフリーで軟便、下痢が起こる?

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「グレインフリー」のドッグフードを与えたところ、非常に「食いつきがいい」「大好物」「食欲旺盛」という声がある一方で

○軟便になった

○ウンチの回数が増えた

○ウンチの量が増えた

○ウンチの臭いが強くなった

という声もあります。

これは、食生活が変わった事で一時的に起こる体調の変化です。

それまで「穀類」を多く含む食生活を送っていた場合、未消化の穀類がウンチを凝縮させていたものの、その役目を果たす素材が無くなったためです。

大抵の場合、数日~一週間程で胃腸の調子が整い、健康なウンチの状態に改善されます。

 ■オメガ3、オメガ6の配合もチェック

グレインフリーの製品が今、どんどん増えています。アメリカ、イギリス、ドイツ、オーストラリアと色々な国から輸入されてきているからです。

その中で、一体どの製品を選べばいいか、更に迷う事でしょう。

数ある製品の中から、更にベストな製品を選ぶポイントは、「必須栄養素」「必須脂肪酸」に着目してみましょう。

犬には、健康を維持する上で「必須」となる栄養素があります。中でも「必須脂肪酸」と呼ばれる栄養素は体内で精製する事が出来ず、常に食事から摂取し続けなければなりません。

この必須脂肪酸には「オメガ3」と「オメガ6」の2種類があります。

オメガ6は「肉」類に含まれているので、「肉類」を主原料とするドッグフードで賄う事が出来ます。

しかし「オメガ3」は、オリーブオイル、ナタネ油などの植物性油脂に配合されている脂肪酸です。これらは非常にコストがかさむ事から、一般的なドッグフードには配合されていない事が多く見られます。

しかし、このいずれかが欠乏すると、犬は皮膚被毛の健康を維持する事が出来なくなり、

○被毛がパサつく

○薄毛になる

○脱毛する

○アレルギーが起こる

○フケ、乾燥肌になる

などの不調が起こります。

ドッグフードを購入する時は、原材料表示、成分表示欄を確認し、「穀物の使用の有無」「必須脂肪酸2種の配合の有無」を基準にするとよいでしょう。

 ■まとめ

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愛犬のお手入れ、シャンプーはいつも自宅で・・・というご家庭も多い事でしょう。しかし、実は皮膚被毛のトラブルは、つい見落としてしまいがちで、症状が進行してから気がつくという事が多いものです。

愛犬のお手入れは定期的にプロに依頼し、皮膚被毛の健康チェックを受けませんか?

トリミング、ホテル、シッターなど愛犬のお世話は、お気軽にご相談を。

麻布PET https://azabupet.jp/