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News お知らせ

麻布PETより最新情報をお知らせいたします。

2015.08.12

お知らせ

愛犬・愛猫の写真を撮ると目が光るのはなぜ?

ワンちゃんやネコちゃんの写真を撮ったことは、誰でも一度はありますよね。

そんな時、目が光って怖い写真が撮れてしまったことはありませんか?

せっかくの可愛い表情が台無しになってしまうと、ショックですよね。

そこで今回は、目が光ってしまう原因と写真撮影のコツをご紹介したいと思います!

 

☆どうして目が光るの?

目に入ってきた色や光が網膜に映り、それが脳に伝わることで、人間や動物は物を見ています。

網膜とは、カメラでいうフィルムのような働きをしています。目の構造は人間も犬猫もほぼ同じ構造ですが、大きく違う部分があります。

それは、犬猫の網膜と脈絡膜の間にある、「タペタム」という反射板のようなもののことです。

犬猫の網膜には「グアニン」という、タペタムを構成するキラキラと輝く物質が多く含まれていて、光が当たると白く輝きます。

少しの光でも、タペタムやグアニンの働きで光が反射し、増幅されて強い光になるため、暗いところでもよく目が見えるのです。

ワンちゃんやネコちゃんの目が光る理由は、暗いところでもよく目が見えるように、目の中で光を反射する仕組みがあるからなのですね!

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☆赤く光る?緑に光る?

写真によっては、目が赤くなったり、緑色に光ってしまうことってありますよね。それは、光が反射する位置によって色が変わっているのです。

・赤目になる場合

網膜とその後ろにある脈絡膜という部分には、多くの毛細血管が走っています。その血管の赤さが反射して、赤くなります。

・青、緑目になる場合

タペタムで光を反射すると、その色素の色が反射して、青や緑色に見えます。

 

☆光る目は病気の可能性があるかも?!

実は、目が光る原因はタペタムのはたらき以外にもあります。

暗いところで写真を撮ると赤目になってしまうことが多いのですが、病気であるために、目の色が変わって写ってしまうこともあるのです。

白内障や緑内障といった目の病気の場合には、明るい場所で写真を撮っても、目が青く光ってしまうことがあります。

ワンちゃんやネコちゃんの目が光るのは、光の反射が原因なのか、そうではないのかをよく見極めて、必要な場合は獣医さんに診てもらいましょう。

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☆カメラのフラッシュはOK?

犬猫の目はタペタムによってわずかな光でも取り込んで見えるようになっているので、そこに突然カメラのフラッシュを見せてしまうと、強い光が入りすぎて目を傷めてしまう危険があります。

これは、人間が太陽の光を直接見てはいけないのと同じ理由です。

特に、生まれたばかりの子犬や子猫の場合は、目の機能が未発達のため、フラッシュは絶対に使わないようにしましょう。

 

☆写真撮影で目が光るのを防ぐには?

暗いところで写真を撮りたいときに、目が光らないように撮影する方法!

・赤目軽減機能を使う

一般的なデジタルカメラや、最近のスマートフォンには搭載されている機能です。

この機能を使うと、撮影前に光を見せることで瞳孔を縮ませ、光の反射を防ぐことができます。

・画像処理ソフトを使う

最近のパソコンやスマートフォンでは、画像を取り込むと画像編集が簡単にできます。

その中に赤目修正機能があるので、写真撮影後に赤目を直したい場合にはぜひ使ってみてください。

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☆まとめ

大切な愛犬・愛猫の可愛い表情をたくさん写真に残すために、ぜひ、記事の内容を実践してみてください!

 

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