動物病院って…？

 

突然ですが、皆さんは獣医が“サービス業”って知っていますか？

資格を取得し、たくさん勉強して、命に係わる仕事なのに法的にはサービス業だなんて驚きですよね！

サービス業だと料金に一定の基準がないので、病院ごとに自由に値段設定ができるのです。

あるところでは安いのに、あるところでは高い…

これでは病院選びに迷っちゃいますよね。

そこで、今回は病院の選び方をご紹介いたします！！

 

 

 

 

 

 

 

良い獣医さんの見分け方

 

動物病院を探す際に役立つのが、ウェブサイトの“口コミ”ですよね。

「あ、ここは評価が高いわ！」と口コミを信じて病院に行ってみると、自分が求めていた対応と違うなと感じてしまうことも少なからずあります。

重要なのは、他人と自分は違うので相性の良し悪しで評価は大幅に変わるということです。

 

＜自分に合った獣医さんとは…？＞

まずは、電話をかけてみましょう。その時の対応を確かめたのち、簡単な検査などで病院を訪れてみましょう！何気ない質問や世間話などをしてしっかりとコミュニケーションが取れるか、自分に合った相性かどうかをしっかりと確かめることが重要です。

 

病院に入り気になることといえば衛生面ですよね。外見上はキレイでも、医療器具の消毒の有無や悪臭、見えないところの掃除のし忘れなど、衛生面が悪いといくら診察が適切でも心配になってしまいますよね。

さらに、動物を触らない獣医師さんも要注意です。機材がそろっていても、触診に勝るものはないと私は思います。機械が割り出す数値も大事ですが、わんちゃんたちの不安を優しくなでて、声をかけながら取り除きつつ、皮膚や膨張などの微妙な違和感を感じとる診察のほうが遥かにわんちゃんたちにとって楽だと思うのです。

 

 

 

 

インフォームドコンセント

 

インフォームドコンセントとは、「十分に知らされた上での同意」という意味です。簡単に言えば、飼い主さんは“知る権利”があり、獣医さんには飼い主さんが納得するまで“説明する義務”があるということです。この治療はどんな病状に対して有効で、どのような副作用があるのかなど、獣医さんは飼い主さんの疑問を晴らせるように十分な知識が必要となります。

 

＜インフォームドコンセント5ヶ条＞

①療方法の決定権は飼い主にあり、獣医師は治療の前に飼い主の同意を得なければならない。

②どんな治療方法を選択するか、または、治療を受けないか、決定するために必要な情報を、獣医師は飼い主に説明しなければならない。

③説明は、飼い主が理解し、納得できるまで行わなければならない。

④獣医師は「治療の目的と方法」及び「予期される効果と危険性」を飼い主に説明しなければならない。

⑤飼い主は治療に同意しなくても不利益を受けないし、同意した場合でも随時撤回できる。

 

 

 

まとめ

 

冒頭でも述べましたとおり、獣医さんはサービス業です。

悪徳な病院では、法律で値段が定められていないことを利用して、高額な治療費を請求してきたりするのです。

自分に合った相性の良い獣医さんや、自分が払える範囲の一般的なお値段で治療が受けられる病院が見つかるといいですね(*^_^*)

 

 

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