自宅に獣医さんに来てもらって行う往診。
実際にどんなことをするのか、スタッフの実家で行った一例を見てみましょう。
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患者は柴犬さん。
若い頃は家の中でも外でも元気だった彼女も、今では20歳のおばあちゃんになりました。
ここ最近はすっかり寝たきりです。
そんな中、ここ数日ご飯やお水を飲まなくなってしまったという事で往診の依頼が来ました。
麻布ペット http://azabupet.jp/
自宅に獣医さんに来てもらって行う往診。
実際にどんなことをするのか、スタッフの実家で行った一例を見てみましょう。
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患者は柴犬さん。
若い頃は家の中でも外でも元気だった彼女も、今では20歳のおばあちゃんになりました。
ここ最近はすっかり寝たきりです。
そんな中、ここ数日ご飯やお水を飲まなくなってしまったという事で往診の依頼が来ました。
前回はウサギの腸とうんちについて勉強しました。
今回はウサギの食事の量とバランスについて勉強しましょう!
ウサギの一日の目安となる食事量は体重1キロあたり、一日50gグラム程度です。
その子その子によって必要な量は異なってくるので太りすぎる・瘦せすぎるようなら調節してあげてください。
ペットとして認知度も高いウサギさん。
ご家族に迎えた方も多いのではないでしょうか?
今回はウサギさんについて学んでいきましょうという企画です!
そして今日のテーマは”ウサギの腸とうんち”です
それでは学んできましょう!
※前回ペットフードの選び方①からの続きです!
動物病院で働いていると、
「ウチの子はドッグフードを食べなくて・・・」
「食事を買ってもすぐに飽きちゃうんですよね・・・」
といった相談をよく受けます。
愛するペット達へのフード選び、悩みますよね。
そこで今回はペットフードの選び方をいくつかの項目に分けて解説したいと思います。
ペットフードの選び方②では、年齢に注目したいと思います。
ぜひ参考になさってください!
約3か月齢くらいから、1歳頃までの期間の事を指します。
いわゆる大人の時期です。
1歳頃から7歳頃までの期間です。
7歳齢以降の年齢の子は高齢期(シニア)と呼ばれます。(犬種・猫腫により多少前後します)
成熟期よりもさらに代謝も落ちて必要なエネルギー量も低下します。
注意しなければいけない事としては、柔らかい食事は歯垢がさらに付きやすくなるので歯のケアもしっかりとしてあげましょう!
いかがでしたか?
今回は年齢のステージ別に解説させていただきました。
是非前回のペットフードの選び方①と合わせて見ていただければ嬉しいです。
少しでも参考になれば幸いです。
麻布ペットクリニックでは様々なお悩みの相談も受けております。
ご相談は麻布ペットクリニックのオンライン相談でも受け付けています。
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パンサーカメレオン
4歳の♂(繁殖歴なし)
EUCB(チェコ繁殖個体)
3日前より極度の脱水、食欲、活動性が70%まで低下。
飲水や排泄は便尿共に良好。
来院当日は真っ白くなり、うずくまっていた。
・眼球陥没
・頭頂部の盛り上がった突起(カスク)の凹み
→極度の脱水を示唆する。
・活動性の低下
・体色の暗色化
レントゲン検査
所見
・胃から腸にかけてガスが大量に蓄積
・腎臓の不透過性が高い
①リンゲル液+5%グルコース溶液+生理食塩水を皮下輸液
②カルシウム剤
③ステロイド剤
④抗生剤
・腎臓病の障害による食欲と活動性の低下が疑われる。
・上記の影響により、ライトから逃げるなどの体温調節を上手くこなせなかったことにより熱中症を加速させた可能性が示唆される。
・熱中症の影響により、消化管内にガスを大量に取り込み、また呼吸数の増加による体力消耗も考えられる。
麻布ペットクリニックではエキゾチックアニマルの夜間診療を受け付けています。
LINEからオンライン相談も行っております。
宜しければお友達登録お願いします。
近年、犬猫以外の動物、いわゆるエキゾチックアニマルの飼育率が上がってきています。
・ウサギ、チンチラ、モルモット、デグーなどの小型哺乳類
・セキセイインコ、文鳥、キバタンなどの鳥類
・カメ、トカゲ、ヘビなどの爬虫類
・ウーパールーパーやカエルなどの両生類
エキゾチックアニマルは犬猫に比べて、
・サイズも小さく飼育しやすい場合が多い
・ペットショップやインターネットなどで手軽に購入出来る
事からも飼育される方が増えてきています。
しかし、問題点もいくつか出てきています。
そんなエキゾチックアニマルを飼育する上での問題点の一つである
「エキゾチックアニマルの夜間救急診察」について解説していきます。
犬猫の夜間救急動物病院の数が少ない事は以前お伝えしました。
まだ読んでいない方はこちら
少ない中でもエキゾチックアニマルを診察可能な夜間動物病院はさらに少なくなります。
日中の動物病院でもエキゾチックアニマルを診察可能な動物病院は犬猫の動物病院に比べて少ないのが現状です。
・数が少ない
・エキゾチックアニマルの診療に精通した獣医師の数が少ない
・救急症例数および治療例が少ない
など夜間救急でもまだまだエキゾチックアニマルを専門で診れる獣医師・施設は少ないです。
・まずはかかりつけ医が夜間連絡可能であれば連絡し、指示を仰ぐ
・かかりつけ医に事前に夜間の相談先を聞いておく
・エキゾチックアニマルを夜間診察可能な動物病院を探す
いかがでしたでしょうか?
エキゾチックアニマルは夜行性が比較的多く、体調が悪くなった際に早期の治療を施さなければ助からない場合も多くあります。
事前の準備も意識しつつ、もしもの際は頼れる専門家を探しておきましょう。
麻布ペットクリニックではエキゾチックアニマルの夜間診療を受け付けています。
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麻布ペットクリニックは夜間救急動物病院の施設開業の為に、クラウドファンディングを行いました。
今回は支援者の飼主様と稲野辺院長との対談記事になります。
・プチプラバンソンのココタ君(12歳)、ルルタ君(10歳)との出会い
・クラウドファンディングに支援した理由
・麻布ペットクリニックに期待する事
など、伺いました。
—ココタ君、ルルタ君との出会いや性格を教えてください。
オーナー:以前ヨークシャーテリアとマルチーズを飼っていて、一年違いで亡くなったんです。ペットロスになっていた時に、以前通っていた動物病院の先生がプチプラバンソン生まれたからどう?と言われたのがココタとの出会いでした。そこから二年後にブラックの子を迎えたくなり、愛知のブリーダーさんからルルタを迎えました。ココタの性格は小さい頃は手が付けられないくらいで、巷では「ハイパーココタ」と呼ばれていました。7~8歳くらいからは落ち着きましたね。今でも自宅では吠える時もありますが(笑)。ルルタは10歳になった今と小さい頃で全く変わりません!(笑)ルルタを迎えた当初はココタが逃げていましたが、時間が経つと(ココタが)受け入れてくれました。プチプラバンソンは珍しく、飼っている人も本当に少ないので、見かけたとしてもどこかで血が繋がってるかもしれません。
—ココタ君、ルルタ君は今まで病気をした事がありますか?また予防で気をつけている事はありますか?
オーナー:ルルタはほとんどありません(笑)。ココタは白内障を抱えているのと一度熱中症になりました。白内障で視力が無く、角膜潰瘍も繰り返しています。熱中症は5月だったのですが、ジメジメしていて、短頭種ということもあって・・・。お腹の出来物が破裂して、膿が出てきたこともありました。また病気の予防としては何か気になることがあれば、すぐに動物病院に連れていくようにしています。健康診断も毎年受けています。また、月一のトリミングサロンのトリマーさんが未然に色々と異常を見つけてくれるので助かっています。
—今回、麻布ペットクリニックのクラウドファンディングに支援された理由についてお聞かせください。
オーナー:2匹ともシニアなので夜間に何かあったら嫌だなと思っていたのと、稲野辺先生に何度か診て頂いていたので、今回のクラウドファンディングでお力になりたいと思い、支援しました。夜に診察している動物病院は貴重ですし、信頼している先生に「大丈夫だよ」と言われると落ち着くことが出来ます。特に稲野辺先生は何度もお会いしていて信頼しているので、安心します。
—ありがとうございます!夜間に実際に心配になった事はありますか?
オーナー:ココタは必ず夜中の2時くらいに床を舐め続ける行動をする事があって・・・。床だけでなく繊維質の物をかじっては吐いて、またかじって、と・・・その時は心配になりました。
—夜間の動物病院にあったら嬉しいサービスなどはありますか?
オーナー:私は獣医さんによく話を聞いて欲しいので、そのような先生を指名しています。もちろん、サクッと終わりたい方もいると思いますし、その方々に対応してくれると嬉しいですね。
—最後に愛犬家の方にメッセージをお願いします。
オーナー:最後まで責任を持って飼って欲しいです。
〜対談を振り返って〜
ココタくん、ルルタくんのオーナー様はよくよく二頭を日々観察していて、何かあったら動物病院に連れて行っており、トリミングサロンで言われた事なども利用して病気の早期発見に尽力されているのが素晴らしいと思います。プチプラバンソンという珍しい犬種だからこそ、私自身も性格や犬種の特徴を勉強させてもらっています。これからも二頭の長生きの一助になれればと思います。
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こんにちは。
春になり、新生活に子犬さんを家族に迎えた方も多いのではないでしょうか?
そんな子犬さんに多いのが咳・鼻水・くしゃみの風邪のような症状です。
今日は
子犬さんに多いケンネルコフ
という病気を勉強していきましょう。
ケンネルコフとは、特に子犬に多い呼吸器の病気です。
代表的な症状として
・咳
・鼻水:特に青鼻
・くしゃみ
などがあります。
原因としてはウイルスや細菌に感染する事で発症します。
ちなみにケンネルコフは別名‘犬伝染性気管気管支炎‘とも呼ばれます。
病院で診察を受ければ多くの子は治癒します。
ただ、一部は肺炎に進行してしまう事もあるので、症状が重症化する前に早めの病院受診をお勧めします。
また、受診前にしておくといい準備として
・咳やくしゃみの動画を撮っておく
・どんな時に出るか家族に聞いておく(運動中、寝てるとき、など)
などがあります。
残念ながら、これをしたからと言って必ず予防できるという物はありません。
ただ、
・部屋の温度を高めに保つ
・部屋を加湿する
・混合ワクチンを定期的にしっかり打つ
・遊ぶ時間以外にしっかり寝て過ごす時間をとらせる
事はお勧めします。
夜間に咳が長時間止まらなくなったり、呼吸状態がおかしくなるようなら夜間救急の受診をお勧めします。
ここに挙げた病気以外にも、呼吸がおかしい子はなにか怖い病気を持っている可能性があるので、早めの受診が大切です。
東京都港区の麻布ペットクリニックでは夜間救急外来を受け付けています。(20:00-04:00)
また、遠方の方のオンライン相談も受け付けています。(上記と同時間帯)
夜間のペットさんの異常の際には是非お力にならせて下さい。
救急外来の来院前にはお電話を!
03-6441-2257
皆様はドッグフードやキャットフードはどのようなものを選んでいますか?
動物病院で働いていると、、、
「ウチの子はドッグフードを食べなくて・・・」
「食事を買ってもすぐに飽きちゃうんですよね・・・」といった相談をよく受けます。
そこで今回は『ペットフードの選び方』をいくつかの項目に分けて解説したいと思います。
ペットフードの選び方①では、ペットフードの種類についてご紹介します。
水分含有量が10%程度かそれ以下のものです。
重量当たりの栄養価が高いことや、長期保存に適しています。
一般的にドライフードはコストパフォーマンスに優れていて保存も効くため幅広く販売されています。
硬いために、シニアの子や歯が良くない子だと食べにくい事があります。
そのような時はお湯でふやかしてあげたりする事が必要になります。
ドライフードは水分が少ないため、他で水分を充分に与えてあげて下さい。
水分含有量が75%程度のものです。ウェットタイプは柔らかく匂いも強いため、好きな子も多い種類といえます。
水分も一緒に摂取出来るため、あまり水を飲まない子にも水分を与える事ができる食事です。
ただし一回の食事量が多くなってしまうため、大型犬には不向きになります。
水分含有量が10~35%程度のものです。
セミモイスト(ソフトドライ)タイプは、ドライフードよりも少し柔らかく作られたものです。
歯が弱くなってくる高齢の子だと食べやすくシニア用として使われる事も多いです。
いかがでしょうか?
ペットフードは種類が沢山あって悩んでしまいますよね。
少しでも参考になることがあれば嬉しいです。
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3月~5月はペットを飼育されている方にとってはワクチンシーズンですね!
動物病院もこの時期は繁忙期で診療時間の大半はワクチン含めた予防外来が多くいらっしゃいます。
毎年ワクチンを打つ時に獣医さんからよく聞く
「ワクチン打ってから30分程は近くで様子みてくださいね。」
「顔が腫れたり、調子悪くなったら夜間の病院にかかられてくださいね。」
こんな言葉をかけられた事がある方が多いのではないかと思います。
これがいわゆるワクチンアレルギーについての注意喚起なんです!
今回はワクチンシーズン真っ只中で押さえておきたい「ワクチンアレルギー」について解説します。
昨年の「ワクチンアレルギーについて」も合わせてお読みください。はこちらから。
※電話番号などが変わってますのでご注意ください。
ワクチンを打つ事によって過剰な免疫反応が起こる事により軽度〜重度の症状を引き起こしてしまう事。
・顔が腫れぼったくなる
・嘔吐
・皮膚が赤くなる
など。
上記の症状と合わせて
・急にぐったりする
・呼吸が弱いまたは荒い
・立てない
など。
すぐに動物病院へ🏃♂️
特に接種後30分以内に起こるアナフィラキシーショックは早期治療を行わなければ命を落とす可能性もありますので、接種後30分以内は近くで様子を見ましょう!
いかがでしたでしょうか?
日中のワクチン接種からアレルギー症状が疑われる子や夜間でのワクチン接種希望の子まで
麻布ペットクリニックにお任せください。
当院へお気軽にお問い合わせください。