院長と対談

☆第2回 院長と対談企画☆

麻布ペットクリニックは夜間救急動物病院の施設開業の為にクラウドファンディングを行いました。

今回は支援者の青木様と稲野辺院長との対談記事第2回目になります。一回目はこちらから

青木様は先住犬がミニチュアダックスを2頭飼っていて、今はチワワを飼われているそうです。

そんな青木様に今回は

・夜間救急病院があって良かった事

・飼っている子の病気について

・ブログを見ている方に伝えたい事

などを伺いました。

稲野辺「こんにちは!本日は宜しくお願い致します。」

青木様(以下敬称略)「こちらこそ、宜しくお願い致します。」

 

ーシニア期には1年に1度の検診が良い理由ー

稲野辺「今飼われているチワワちゃんの年齢や、病気などは何かありますか?」

青木「8歳になります」
稲野辺 「まだ若いですね。8歳はシニアに入ってくるくらいですが、まだ元気ですからね。特に病気もなく?」
青木「そうですね。ただ、ちょっとてんかんっぽい症状があって・・・特発性てんかんかもね、と言われています。特に投薬もせずにいます」
稲野辺 「チワワの脳の疾患はよくありますね。また年齢的には心臓の問題がこれから出てきますね。チワワちゃんは85%くらいは出てきますからね。チワワは心臓の病気を抱えやすいです。そうなった時に心臓病の場合は手術という選択肢もあるが、悪化しないように薬でコントロールしていくというのが一般的ですね。」
青木「そうなんですね。心臓の病気は血液検査で分かりますか?

稲野辺 「血液検査では分からないですね。心臓の超音波検査か胸のレントゲン検査をしないと分からないです。なので、7~8歳くらいのチワワちゃんは一度心臓の超音波検査はした方が良いですね。場合によっては聴診して心臓の雑音があるかどうかを聞いて分かる事もあるが、超音波検査をするのが一番確実で良いですね。
心臓に疾患抱えていても基本的には元気なんですよね。時々咳するとか運動量が減ってきているとかで気付く事がありますね。
青木「チワワは他に特に病気もしていないので、あまり病院に行っていないんですよね・・・」
稲野辺 「そういう方も多いですからね。しかしシニア期に入ってきているのであれば一年に一度は診てもらうのが一番良いですね。」

 

ー夜間救急は是非増えて欲しいー

稲野辺「夜間救急は利用した事がありますか?」

青木「あ、そういえばうちの子が先日ケーキに巻いているビニールを飲み込んでしまい夜間の病院に駆け込んで吐かせてもらったら、そのまま出てきました。
稲野辺 「出てきて良かったです。 夜間では誤食は本当に多いですからね苦笑」
稲野辺 「そしたら先代も含めて夜間の動物病院には何度か行った事あるのですね」
青木「特に先代の子は色々と食べちゃっていたので・・・苦笑」
青木本当に夜間救急の動物病院があって良かったです。私はたくさんお世話になっていたので、ぜひ増えて欲しいなと思っています。

夜間の動物病院でこういう所が良かった、というものは何かありますか?

青木「そうですね。夜間でもちゃんと検査してくれて、その子にあった治療やってくれるのがありがたいですね。」

稲野辺「その反面費用が高かったりはしますよね」

青木「確かにそれはありますが、私はペット保険に入っているので負担は少しは軽減されていると思います。
電話したらすぐ来てくださいと言って下さるのはありがたいですね。
入院設備があるというのもすごい有難い。夜一晩私達が見るというのは精神的にも体力的にもすごく辛いので」

 

ブログを見ている方に伝えたい事

ー歯が命!長生きした理由はそれがあったからだと思っていますー

稲野辺「最後にブログを見ている方に何か伝えたい事はありますか?」

青木「歯が命!」
稲野辺「いいですね!歯は大事ですね!」
青木「はい。上の子が長生きしたのはそれがあったからだなと思っています。」
稲野辺「人間でも大切ですからね!今の子は何かしていますか?」
青木毎年歯石の除去をしています。麻酔が怖いという方もいると思いますが、大切だと思うので行っています。」
稲野辺「アメリカの研究でも(歯を大切にすることで)長生きに繋がる事が発表されていますからね。」

青木「歯石の除去をする際に麻酔をかけるのですが、実際麻酔のリスクはどれほどあるものでしょうか?」
稲野辺 「実際かなり低いものですが、絶対とは言えません。麻酔をかける前の検査が大切になってくるので、そこをしっかりと行えばリスクはかなり低いと思います。そこでしっかりとリスクを判断していくのが大切かなと思います。」

稲野辺 「クラウドファンディングのご支援と本日の対談、本当にありがとうございました。」
青木「またお力になれる事があれば言ってください。」
稲野辺 「そのお気持ちが本当に嬉しいです。ありがとうございました。」

 

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院長と対談企画⭐︎プチプラバンソンのココタ君とルルタ君

麻布ペットクリニックは夜間救急動物病院の施設開業の為に、クラウドファンディングを行いました。

 

今回は支援者の飼主様と稲野辺院長との対談記事になります。

・プチプラバンソンのココタ君(12歳)、ルルタ君(10歳)との出会い

・クラウドファンディングに支援した理由

・麻布ペットクリニックに期待する事

など、伺いました。

プチプラバンソンって飼育している人が本当に少ないんです!

 

—ココタ君、ルルタ君との出会いや性格を教えてください

オーナー:以前ヨークシャーテリアとマルチーズを飼っていて、一年違いで亡くなったんです。ペットロスになっていた時に、以前通っていた動物病院の先生がプチプラバンソン生まれたからどう?と言われたのがココタとの出会いでした。そこから二年後にブラックの子を迎えたくなり、愛知のブリーダーさんからルルタを迎えました。ココタの性格は小さい頃は手が付けられないくらいで、巷では「ハイパーココタ」と呼ばれていました。7~8歳くらいからは落ち着きましたね。今でも自宅では吠える時もありますが(笑)。ルルタは10歳になった今と小さい頃で全く変わりません!(笑)ルルタを迎えた当初はココタが逃げていましたが、時間が経つと(ココタが)受け入れてくれました。プチプラバンソンは珍しく、飼っている人も本当に少ないので、見かけたとしてもどこかで血が繋がってるかもしれません。

 

—ココタ君、ルルタ君は今まで病気をした事がありますか?また予防で気をつけている事はありますか?

オーナー:ルルタはほとんどありません(笑)。ココタは白内障を抱えているのと一度熱中症になりました。白内障で視力が無く、角膜潰瘍も繰り返しています。熱中症は5月だったのですが、ジメジメしていて、短頭種ということもあって・・・。お腹の出来物が破裂して、膿が出てきたこともありました。また病気の予防としては何か気になることがあれば、すぐに動物病院に連れていくようにしています。健康診断も毎年受けています。また、月一のトリミングサロンのトリマーさんが未然に色々と異常を見つけてくれるので助かっています。

 

2匹ともシニアなので夜間動物病院は本当に助かる!

—今回、麻布ペットクリニックのクラウドファンディングに支援された理由についてお聞かせください。

オーナー:2匹ともシニアなので夜間に何かあったら嫌だなと思っていたのと、稲野辺先生に何度か診て頂いていたので、今回のクラウドファンディングでお力になりたいと思い、支援しました。夜に診察している動物病院は貴重ですし、信頼している先生に「大丈夫だよ」と言われると落ち着くことが出来ます。特に稲野辺先生は何度もお会いしていて信頼しているので、安心します。

 

—ありがとうございます!夜間に実際に心配になった事はありますか?

オーナー:ココタは必ず夜中の2時くらいに床を舐め続ける行動をする事があって・・・。床だけでなく繊維質の物をかじっては吐いて、またかじって、と・・・その時は心配になりました。

 

私は獣医さんによく話を聞いて欲しい!

—夜間の動物病院にあったら嬉しいサービスなどはありますか?

オーナー:私は獣医さんによく話を聞いて欲しいので、そのような先生を指名しています。もちろん、サクッと終わりたい方もいると思いますし、その方々に対応してくれると嬉しいですね。

 

—最後に愛犬家の方にメッセージをお願いします。

オーナー:最後まで責任を持って飼って欲しいです。

 

 

〜対談を振り返って〜

ココタくん、ルルタくんのオーナー様はよくよく二頭を日々観察していて、何かあったら動物病院に連れて行っており、トリミングサロンで言われた事なども利用して病気の早期発見に尽力されているのが素晴らしいと思います。プチプラバンソンという珍しい犬種だからこそ、私自身も性格や犬種の特徴を勉強させてもらっています。これからも二頭の長生きの一助になれればと思います。

 

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