犬が好き!中でも大型犬が大好き!という方はとても多いでしょう。
大型犬と言えば太い足、大きな体、その上甘えん坊な性格と誰からも愛されるキャラクターです。
ここではそんな大型犬と暮らす飼い主さんが感じる大型犬のちょっと笑えるエピソードをご紹介させていただきます。
犬が好き!中でも大型犬が大好き!という方はとても多いでしょう。
大型犬と言えば太い足、大きな体、その上甘えん坊な性格と誰からも愛されるキャラクターです。
ここではそんな大型犬と暮らす飼い主さんが感じる大型犬のちょっと笑えるエピソードをご紹介させていただきます。
近年多発している地震や噴火、大雨による土砂崩れなど、災害は予期できないものです。
家族の一員であるペットの命を守るために。また、万が一はぐれてしまった場合でも、再び共生ができるように。災害に備えた対策や実際に起きた際の行動の注意点をまとめました。
災害時にペットを守る為には、まず飼い主が無事でなければなりません。家具の転倒防止や避難経路を複数確保しておきましょう。
ペットが普段いるスペースにも配慮が必要です。崩れやすい家具やガラス窓の近くは危険ですので、可能な限り離れた場所に飼育スペースを設けてください。
また、キャリーバッグやケージ等に入るのを嫌がらないように慣らしておくことで、スムーズな避難ができます。万が一逃げ出したことを想定してマイクロチップや迷子札の装着、犬の場合は【待て】【おいで】などの躾もいざという時に役立ちます。
近年ではノミやダニの対策をしっかりと行っている方も増えてきたと感じます。
そんな飼い主様からよく聞かれる事で、「冬はノミやマダニの駆虫薬をする必要がありますか?」と聞かれます。
以前は冬にはあまり活動していないと言われたノミ・マダニですが、近年ではどうなのでしょうか。
今回はそんな冬のノミ・マダニ対策についてお話しします。
体長は1㎜~3㎜程度ですが、ジャンプ力が非常に高く15㎝程度ならジャンプすることが可能です。
普段は草むらや地面にいるノミですが、動物が近くを通るとジャンプして人や動物の体に飛び乗って寄生するわけです。
ノミは種類にもよりますが、2~3日程度で卵を産むくらいまで繁殖します。
そして3週間もあれば孵化から成虫まで成長してまた卵を産んでいくという事になります。
また環境中でも生きる事が可能で、この環境中というのは例えば自宅のカーペットや畳の中でも生きていける生き物です。
室内では冬に暖房や床暖房、ストーブなど室内を温めている方は多いかと思います。
そのためノミが活発化する温度になっていて冬でもノミに刺されるという事があります。
マダニは春先~夏にかけて成虫が活発化し、雌は吸血後卵を産卵します。夏~秋には孵化した幼ダニが大発生し活動すると言われています。そしてそのまま越冬し春先から活動再開していきます。
マダニは13℃以上で活動すると言われているため、冬は基本的には活動していませんが、暖冬の影響もあり近年では1年中活動していると言われています。
また、室内や家の軒下や床下に潜む事もあるため、そういった場合は冬でも活動している場合が多いです。
以上の事から分かるように、現代では冬にもノミ・マダニの対策が必要となってきてます。
ノミもマダニも道端の草むらや身近な公園などにも生息しているため、いつ寄生されていてもおかしくありません。
しっかりと駆虫薬を使っていれば仮に寄生されても繫殖されることはありません。しかし駆虫が出来ていないと一度寄生されると繁殖されてしまします。
また、ノミもマダニも人にも寄生し吸血しますし、一度繁殖されると室内の完全駆除は困難を極めます。
ノミやマダニが媒介する病気もあり、人への被害も年々増えています。
冬にも駆虫薬を使って、一年中安心して生活していきましょう。
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ご自宅で爪切りをしていて、誤って出血させてしまう時があるかもしれません。
今回はそんな時にどうすれば良いのかを解説していきます。
ご自宅で爪切りをする機会が多くある飼い主様も多いのではないでしょうか?
普段は大人しく切らせてくれる子でも、ふとした時に手先が動いてしまって爪を深く切ってしまう場合もあるかと思います。
そんな時は基本的には圧迫止血をして止血する形になります。
やり方としては、切ってしまった爪の先端、出血している爪の先をガーゼやティッシュを当てて抑えます。
5~10分程度やり続けると止血出来ている場合が多いです。
強さとしては人の皮膚を少し窪ませる程度の力で抑えます。
痛がる事もあるため、2人いる場合は一人があやしながらもう一人が指先を抑えると良いでしょう。
止血が終わってもすぐには洗わず、1時間程度経ってから洗いましょう。
洗うと言ってもゴシゴシ洗ったりせず、血が付いた場所だけ雑巾などで軽く拭き取るくらいにしましょう。
止血が終わってから、再度出血があるかどうか1~2時間はこまめに確認するようにしてください。
歩き方が変だったり、舐め続けたりする時は痛がっている可能性があるので、病院でみてもらうようにして下さい。
何度も出血してきたり、15分以上圧迫止血をしても出血が止まらない時も病院へ行くようにしましょう。
遊びまわったり、お散歩に行くのは1日ほど経ってからにして下さい。
また、今回は爪切りの最中に出血した場合の事を書きましたが、例えば何かに挟まれて爪の先から出血した場合でも、初期対応は同様で構いませんが、骨折していたりする事もあるため、爪切り以外での出血の場合は病院で診てもらう方が良いでしょう。
爪切りの最中に誤って出血させてしまった場合で、圧迫止血で問題なく止血出来た場合はすぐに受診する必要はないでしょう。
病院への受診を検討するポイントとしては
・15分以上止血しても出血が止まらない
・歩き方がおかしい状態が続く
・化膿してくる
・落下や挟んで出血した場合
などの時は病院への受診をしておきましょう。
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わんちゃんの尻尾は様々な情報をわたしたちに与えてくれます。
愛犬の尻尾が下がっていると、「怖いのかな?」と思う方も少なくないのではないでしょうか?
尻尾が下がっている時は感情面を表すこともありますが、実は病気を抱えていることもあります。
今日は
『愛犬の尻尾が下がっている時の病気面』についてお伝えします!
肛門腺に感染や炎症が起こることで痛みのサインとして尻尾が下がることがあります。
同様に前立腺の炎症や膿瘍、腫瘍でも同様に痛みを伴うことがあります。
動物病院にてチェックするようにしましょう!
尻尾に強い衝撃がかかることで筋肉の損傷や場合によっては骨折することがあります。
その際は強い痛みを伴うため、尻尾が下がることがあります。
動物病院にてレントゲンを撮影する事で確かめることが可能です!
犬の脊椎の末端部(通常、腰椎)を総称して馬尾と呼びます。
この馬尾の部分の神経に何かしらの原因で圧迫が加わることで麻痺や痛みなどの神経症状が出ることを馬尾症候群といいます。
大型犬が特になりやすく、動物病院での神経学的検査や画像検査にて診断を行います。
激しい運動をした後に一時的に尻尾が下がることがみられます。
特に大型犬によくみられます。
その後安静にしていると正常に戻ります。
安静にしていても症状が続く場合は獣医さんに相談しましょう!
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子犬さんとともに迎える新生活!
それを幸せなものにする為に子犬を迎える飼い主さんに知っておいてほしい病気をピックアップしました!
転ばぬ先の杖としてぜひ勉強してみてください。
子犬で感染の危険が高い怖い病気です。
この病気の特徴としては、治療を行わなかった場合の生存率が低いことが挙げられます。
また、積極的に治療を行ったとしても命を落としてしまうことも少なくない、非常に危険な病気であると言えます。
この病気は特に4−12週齢の子犬さんに多く、下痢・嘔吐・ぐったりしてくるなどの症状がみられるようであれば要注意です。
この病気は適切なワクチン接種によって予防できるものです。
一方でワクチンプログラムが終わっていない子犬さんは、他のわんちゃんと触れ合わないようにする方が安全かと思います。
低血糖は血中の糖分が少なくなることで、全身の中でも特に脳の細胞がうまく活動できなくなり、ダメージを受けます。
子犬さんは食事の間隔があいたり、下痢・嘔吐などの消化器の症状が出ることで容易に低血糖を起こしてしまいます。
これは体内に貯蔵している糖分やそれを利用するシステムがまだ充分に発達していない為です。
そのため、先述した犬パルボウイルス感染症などの消化器および全身に症状が出る疾患では低血糖を併発する事もあります。
低血糖では意識の低下や震え、よだれを垂らすなどの見た目に現れる症状が出ることが多いです。
子犬さんがぐったりし、刺激にも反応がない様であれば病院の早期受診をお勧め致します。
また、食事の間隔は新生児では2時間おき、生後3ヶ月程度では日に4回ほどが目安です。
その子の発育段階に合わせて調整し、低血糖を予防してあげましょう。
ジアルジアという寄生虫が腸の中に寄生することで起こる病気です。
発症するとジアルジアが腸の粘膜に付着し、軟便や下痢を起こします。
しかしながら、ジアルジアは感染しても症状が出ない事が多く、また発症しても単体で子犬さんの命が危うくなる可能性は低いです。
ではなぜこの病気をピックアップしたかと言うと、この病気はヒトにもうつる可能性があるのです。
ヒトに寄生するジアルジアと犬に寄生するジアルジアの種類は一部が共通しており、犬から排出されたジアルジアが口を介してヒトに感染する可能性があります。
特に免疫の低下しているヒトでは感染リスクが高まるために注意が必要です。
この様に犬からヒトに感染する可能性がある寄生虫は他にもいるので、病院で寄生虫がいると言われたら注意しましょう。
ケンネルコフは細菌・ウイルスに感染することで咳やくしゃみが起こる病気です。
病院で診察を受ければ多くの場合は問題なく治癒しますが、一部肺炎等に進行してしまう子が居るので注意が必要です。
この病気をなぜピックアップしたかというとケンネルコフは発生率が高く多くの子犬さんが発症する可能性があるからです。
特に他の犬と接触があったり、温度・湿度の管理が適切でないと発生しやすいです。
子犬さんが咳やくしゃみをして鼻水を出していたら、病院を早めに受診しましょう。
更に詳しくはこちらから→咳をする子犬さんに多い●●●
子犬さんの時期は非常に好奇心旺盛&活発です。
そしてその分思わぬ所で転んだり、滑ったり、落下したりします。
その中では打撲や捻挫では済まずに骨折や脱臼を起こしてしまう子もいます。
子犬さんに多い怪我の理由としては
などです。
骨折について詳しい記事はこちら→🦴子犬の骨折~骨折が多い状況と治療に関して~🦴
狂犬病は狂犬病ウイルスに感染することで異常行動・痙攣・麻痺を発症した後に100%死亡する怖い病気で、犬にもヒトにも感染します。
狂犬病は近隣国では発生しているものの、日本国内では現在発生していません。
その一方で狂犬病ワクチンの接種が法律で義務付けられているのは、国内に狂犬病が入って生きた際の急速な感染拡大を防ぐためです。
狂犬病予防接種についての記事はこちら→💉狂犬病の予防接種についてのお話💉
子犬さんのいる飼い主さんに知っておいてもらいたい病気には、命に関わる病気や発生の多い病気、飼い主さんに感染する病気など様々なものがあります。
全てを知ることは難しいですが、代表的なものだけでも頭の片隅に入れておいてもらえると幸いです。
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8月も終わりですが、最近は湿度も高く蒸し蒸ししてますね…
東京では平均気温30℃を超えてくる日はまだまだ続くようです🌤
まだまだ怖い病気はというと
そうです!!
熱中症です!!
熱中症は・・・
日本では昔から致死率50%の病気と言われていたり、
イギリスの研究では致死率は約15%でした。
今日は『熱中症について対策や予防法』を改めてお伝えします!
・中型〜大型犬
→50kgを超える子は3.42倍❗️
・短頭種(パグ、ペキニーズなど)
・肥満の子
→平均的な体型の子に比べ1.42倍❗️
・老齢の子
→2歳未満に比べ、6〜8歳で1.53倍❗️12歳超えで1.75倍❗️
・興奮しやすい子
・呼吸器の病気を患っている子
(Veterinary medicine:Risk factors for heatstroke in UK dogs)
・エアコン無し、風通しの悪い室内
・車の中(エアコン無し)🚙
・予防無しでの暑い中の外散歩🚶♂️🐕
・その他、体温調節が叶わない高温多湿な環境🥵
・激しい運動後🏃♂️
冷水の噴霧
冷水の直接冷却
保冷剤で直接冷やすことはダメ‼️
末梢の血管が収縮してしまって温度が高い血液は身体の表面には届かない。
高温の血液が結局臓器には流れてしまい、冷やせなくなってしまう。
・常温の水をスプレーで噴霧または常温の水で直接身体を濡らす
・水で濡らしたタオルで身体を覆う
・保冷剤をタオルで包み、内股などへ。
・まずは直ぐに体温を冷やす!
・静脈点滴を行い、循環を改善させる!
・血液検査にて臓器障害や血液成分の異常を測る!
・今後起きうる、肝臓障害やDIC、腎臓障害、低血糖などに対して適切な治療薬を選択する!
・体温変化を入院中に適宜測定し、必要に応じて冷却や保温を行う。
・血液成分の減少に応じて輸血も検討する。
・血便、特に黒色便や血小板低下などはDIC兆候ともなるため、注意して症状を観察する。
いかがでしたか?
熱中症は適切な治療を行っても命を救うのが困難な場合も多い怖い病気です。
熱中症にならない!ことを徹底するように予防していきましょう!
東京都港区の麻布ペットクリニックでは夜間救急外来を受け付けています。(20:00-04:00)
また、遠方の方のオンライン相談も受け付けています。(上記と同時間帯)
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子犬さんを迎えると楽しい事と同じくらい困った事にも遭遇するかと思います。
今日は子犬さんに多い下痢について解説します。
子犬さんに元気に楽しく過ごしてもらう為、是非お付き合い下さい🐕
子犬は元気いっぱいに走り回って、毎日とても楽しそうですよね。
しかし、夜間救急ではそんな子犬達の骨折というケースもしばしば来院されます。
今回は子犬が骨折してしまう原因や、骨折してしまった時にどんな事をやるのか、という事を解説していきます!
今回は夜間救急にどんな動物が来るのか、飼い主様に掲載協力を頂いた症例を紹介していきます。
患者は1才のヨークシャテリアさん。
3日前、誕生日の記念に犬用のケーキを与えたところ、それ以降元気がなく、今日下痢をしたとの主訴で来院。
以前からしばしば下痢をしており、その際はかかりつけ医様でお薬を貰い良くなっているとの事。