猫ちゃんが急に震える時は心配になりますよね。
今回は猫ちゃんが震えている時に考える病気や原因を確認していきましょう。
目次
・考えられる病気
・病気以外の事
・まとめ
考えられる病気
胃腸疾患
胃や腸の痛みや違和感によって起こるものです。
嘔吐や下痢があるようならばすぐに病院に行くべきですが、震えがあるだけの時はしばらく様子をみてみましょう。症状が続くときは動物病院に相談しましょう。
痙攣発作
痙攣発作で震えている場合があります。
痙攣発作ではよだれが出ていたり、意識状態が変だったりします。
歩き方がおぼつかない様子があったり、ぐったりしていたりすることが多いです。
このような症状の時はすぐに病院に行く方が良いです。
痙攣発作の原因は低血糖や肝不全、腎臓病や脳疾患、中毒などがあります。
また、痙攣発作では激しいバタつきが見られることもあります。
痛み
猫ちゃんは痛みがある場合に、震えてうずくまっている事があります。
足が痛かったり、腰が痛い場合にうずくまって震えている事があります。
加齢によるものの他に、捻挫や打撲などの場合があります。
さっきまで走り回っていた場合などは走っている最中や、ジャンプした際に痛めた可能性が高いです。
他にも、腹部の痛みがある可能性もあるでしょう。
先にあげた胃腸の疾患や腎臓や肝臓の疾患などです。
特に猫ちゃんは腎臓や泌尿器の病気を抱えやすいため、場合によっては病院で診てもらう事も検討しましょう。
元気がなくなったり、吐き気や下痢があったりなど震え以外の症状がある場合は病気を疑った方が良いかもしれません。
病気以外の事
ストレス
猫ちゃんは環境の変化にあまり強くありません。音や匂いに敏感なので、エアコンの駆動音やアロマの匂い、
工事などで大きな音が続いたり、知らない人の声がずっと続くとストレスにより震えている事があります。
寒さ
基本的に猫ちゃんは寒さで震える事はないと言われています。
しかし、高齢などになると温度などへの反応が鈍くなるため、本来なら寒ければ自分で快適な場所に移動しますが、高齢になると気温を感じにくくなり自分で移動する事をしなくなります。念のためエアコンの温度が低すぎないか確認してみましょう。
まとめ
震えがあるときはまずは動画で様子を撮影しましょう。
震えがあるところのアップや、顔の様子、身体全体の様子が映っていると判断する手助けになります。
そして、動物病院に行った際に動物病院の先生に確認してもうらうのが良いでしょう。
身体の震えの原因は多岐にわたります。
見ただけでは判断できない事がほとんどです。
不安な状態が続くのは飼い主様にとっても、動物にとっても良い事ではありません。
当院では夜間の救急診療以外にも、夜間オンライン相談を行っております。
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