ペットとできるコロナ対策に関する投稿も、3つ目となりました。
今回は、新型コロナウイルスに関連して、最近よくオーナー様からいただく質問にお答えしていきます。
それは
「ワンちゃん、猫ちゃんの予防接種にある『コロナウイルス感染症』って、今はやっている新型コロナウイルスと同じ?」
というものです。
ワンちゃん、猫ちゃんのワクチンを見ると、確かに予防する病気の一覧に『犬コロナウイルス感染症』『猫コロナウイルス感染症』の文字が。
しかし、この犬のコロナウイルスと、新型コロナウイルスは同じでありません。
コロナウイルスが一つの家族だとすると、犬のコロナウイルス、猫のコロナウイルス、新型コロナウイルスは血はつながっていますが、あくまで家族の役割は別々。
家族の別のメンバーの得意分野に、他のメンバーが手を出すことはほとんどありません。
これを「種特異性が高い」といいます。
コロナウイルスの種特異性は高く、種の壁を越えて、他の動物へと感染することはほとんどない、とされています。
では、犬のコロナウイルス感染症、猫のコロナウイルス感染症はどういったものなのでしょうか?
犬のコロナウイルス感染症は、犬パルボウイルス感染症など他の感染症に併発してみられることがあり、腸炎のような症状を示すものと、呼吸器症状を示すものに分けられます。
一方で猫のコロナウイルスは、FIP(猫伝染性腹膜炎)という難病を引き起こすケースもあります。
これは、腹膜という、お腹の臓器の表面、臓器がおさまっている空間である腹腔自体を包んでいる膜に、炎症が起こる病気です。
このように、一口に『コロナウイルス感染症』と言っても、そのそれぞれは別のものなのです。
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