ペットの往診ではこんなことをします!寝たきり高齢犬の診察例

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自宅に獣医さんに来てもらって行う往診

実際にどんなことをするのか、スタッフの実家で行った一例を見てみましょう。

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患者は柴犬さん。

若い頃は家の中でも外でも元気だった彼女も、今では20歳のおばあちゃんになりました。

 

ここ最近はすっかり寝たきりです。

 

そんな中、ここ数日ご飯やお水を飲まなくなってしまったという事で往診の依頼が来ました。

その日はいつにも増してよく鳴くとの事で、詳しく話を伺うと、ここ3・4日程便も出ていないそうです。

飼い主様の意向としては、「もう十分長生きした。検査や通院で負担をかけたくない

往診でできる負担の少ない処置で幾分か楽にしてあげてほしい」との事でした。

 

獣医師が診察を行ったところ、脱水を起こしていると判断されました。

また、うんちを出せない為に鳴いている可能性も考慮し直腸検査を行ったところ、固まったウンチの塊を触知しました。

 

脱水への対処として皮下点滴を行い、ウンチの塊は摘便しました。

 

また、食欲がないとの事なので、液体状の高栄養のフードをシリンジで与える事をお勧めしました。

 

摘便後は夜泣きも収まり、数日後には自力で便も出せたとの事でした☆

液体状フードもよく食べ、状態は一旦安定したとの事でした。

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このように、老齢のペットに対する自宅での負担の少ない診療も往診だからこそできる事です。

この記事を見て下さっている方の中には、様々な理由で病院への受診を躊躇われていう方もいらっしゃると思います。

是非この機会に往診でのケアをご検討ください。

 

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