症例紹介:ハムスターのサクランボの種誤食

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今回は夜間救急にどんな動物が来るのか、飼い主様に掲載協力を頂いた症例を紹介していきます。

 

患者は1才10カ月のゴールデンハムスターさん。

飼い主さんが誤ってサクランボの種をハムスターの手が届く所に置いてしまい、ハムスターがほお袋に入れてしまったとの主訴で来院。

獣医師が診察し、頬袋の中に何かしらの食べ物がある事を確認できた為、ピンセットで頬袋からエサの摘出を行いました。

口腔内や歯を傷つけない様、慎重に処置を行い、最終的にサクランボの種を摘出しました。

 

今回のポイント:【サクランボの種】

サクランボの種にはアミグダリンと呼ばれる物質が含まれており、腸内で反応すると毒性のあるシアン化水素を生み出します。

この為、サクランボの種を動物には与えるべきではありません

 

ハムスター等は餌をほお袋に一時的に溜め込む習性がある為、今回の様に誤食物をピンセットで回収できることもあります。

しかし、齧って飲み込んでしまった後だと体内から毒物を排出させるのは難しくなる為、早めの処置が望まれます

 

誤食は早めの対処が功を奏する場合も多いので、日中はかかりつけ医様、夜間は夜間病院の受診をおすすめいたします。

 

麻布ペットクリニックでは夜間診療・日中の往診を受け付けています。

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