こんにちは。
春になり、新生活に子犬さんを家族に迎えた方も多いのではないでしょうか?
そんな子犬さんに多いのが咳・鼻水・くしゃみの風邪のような症状です。
今日は
子犬さんに多いケンネルコフ
という病気を勉強していきましょう。
【ケンネルコフって?】
ケンネルコフとは、特に子犬に多い呼吸器の病気です。
代表的な症状として
・咳
・鼻水:特に青鼻
・くしゃみ
などがあります。
原因としてはウイルスや細菌に感染する事で発症します。
ちなみにケンネルコフは別名‘犬伝染性気管気管支炎‘とも呼ばれます。
【ケンネルコフになるとどうなるの?】
病院で診察を受ければ多くの子は治癒します。
ただ、一部は肺炎に進行してしまう事もあるので、症状が重症化する前に早めの病院受診をお勧めします。
また、受診前にしておくといい準備として
・咳やくしゃみの動画を撮っておく
・どんな時に出るか家族に聞いておく(運動中、寝てるとき、など)
などがあります。
【予防するには?】
残念ながら、これをしたからと言って必ず予防できるという物はありません。
ただ、
・部屋の温度を高めに保つ
・部屋を加湿する
・混合ワクチンを定期的にしっかり打つ
・遊ぶ時間以外にしっかり寝て過ごす時間をとらせる
事はお勧めします。
【夜間に呼吸がおかしくなったら】
夜間に咳が長時間止まらなくなったり、呼吸状態がおかしくなるようなら夜間救急の受診をお勧めします。
ここに挙げた病気以外にも、呼吸がおかしい子はなにか怖い病気を持っている可能性があるので、早めの受診が大切です。
【夜間救急動物病院 麻布ペットクリニック】
東京都港区の麻布ペットクリニックでは夜間救急外来を受け付けています。(20:00-04:00)
また、遠方の方のオンライン相談も受け付けています。(上記と同時間帯)
夜間のペットさんの異常の際には是非お力にならせて下さい。
救急外来の来院前にはお電話を!
03-6441-2257