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熱中症に注意!その見分け方と対策とは?!②

前回の記事(https://wp.me/p62hvi-1gq)では、熱中症になるとどんなことがおこるか、病院につれていくべきことなどをお伝えしました。

今回は、ワンちゃんや猫ちゃんが暑い場所でぐったりしているのを発見した場合、病院にいくまでにできる応急処置についてお伝えします!

 

応急処置!何をすぐに行うべき?

熱中症かも?と思ったら、病院に連れて行くまでの間に、できるだけ早い対処が必要です。

ポイントは

・まずは体を冷やす

・もし水を飲むようであれば、水を与える

です。

①犬を涼しく、風が通り換気の良い日陰に移す

②水を飲ませる(飲まない場合は無理に飲ませない)

③犬の体に水をかけ、風をあてる(できればうちわなどで仰ぐ)

④氷のうや保冷剤を、頭、首筋、のど、脇の下、お腹、内ももの太い血管が走っている場所にあてる(冷やしすぎないように注意)

そして、応急処置がひと段落したら、早めに病院へ連れていきましょう。

 

 

自宅、屋内で応急処置を行う場合

お風呂場や庭の日陰で水のシャワーを体にかけたり、氷のうを体にあてながら、扇風機やエアコン、うちわなどで犬の体に風を送りましょう。

 

散歩中などの外出時の場合

水道が近くにない、氷が手に入らないなどの状況が考えられます。

アスファルトなど地面が熱い場所を避け、土の上の涼しい日陰で犬を寝かせましょう。

あれば水に浸したタオルを犬に巻き、水をかけながら、風を送る方法が効果的です。

お散歩の際は、水を持ち歩く様にしましょう。

 

応急処置が済んだら、病院で受診を

熱中症は、できるだけ早く治療を行うことが重要です。

応急処置が済んだら自己判断はせずに、すぐに動物病院に連絡しましょう。

病院までは、体を冷やしながら搬送することをおすすめします。

 

冷やし過ぎにも気をつけて!

体を冷やし過ぎるのもいけません。

平熱(ワンちゃん、猫ちゃんは38℃台)以下まで体温を下げると、その後も体温が下がり続けます。

冷えすぎが起こってしまうので、逆に体は体温をあげようとして逆効果になってしまいます。注意しましょう!

 

次回は、熱中症を防ぐための対策や、熱中症の意外な知識についてお伝えします!

熱中症に注意!その見分け方と対策とは?!①

むしむしとした気候になり、夏の到来を予感させる季節になりました。

この時期に気になるのが、ペットの熱中症。

麻布ペットクリニックのブログでは、熱中症の症状、応急処置、予防などを数回に分けてご紹介します。

今年の夏も暑くなることが予想されています。正しい知識を身につけて、この夏を元気に乗り切りましょう!

 

 

暑い時期、人間と同じように、犬も猫も熱中症にかかることがあります。

  • 暑い日に、外のひなたにずっと出ていた
  • 外で遊び回ったり、興奮したりしていた
  • 暑い日に、車の中や温室などの暑い密室の中にいた

こんな状況にならないように、まずは注意です。

おさんぽでも、適宜木陰に入って休みましょう♪

お散歩の時間も日中を避け、早朝や夜にすることもおすすめです。

 

 

 

熱中症になると

・体温上昇と脱水によって血液が濃縮される

・血圧が低下する

ことにより、最悪の場合死に至ることがあります。

暑い環境にいたあと、下記のような症状が出る場合は、救急で病院に連れて行く必要があります

こんな症状があったら要注意!

  • 激しい嘔吐や下痢をしている
  • 吐いたもの、尿、便に血が混じっている
  • 痙攣や震えがでている
  • 脱水している
  • 歯茎が白い、舌や粘膜が青紫色をしている
  • 意識がなくなる、呼びかけても反応しない

熱中症は、対処が遅れると内臓の機能障害などの後遺症が残る可能性があり、最悪の場合は命を落とす可能性があります。

また、その時に受けたダメージによって、数日後に体の機能障害が出ることがあります。

飼い主さんが軽度の熱中症だと思っていても、体の中で症状が起きていることもあります。

熱中症を疑う症状がみられたら、必ず獣医師に相談することをおすすめします。

 

次回は、暑い場所にいて具合が悪くなったワンちゃんへの、病院へつれていくまでの繋ぎの応急処置についてブログを書こうと思います!

季節の変わり目に注意!犬の皮膚病のお話

季節が春から夏に移り変わるこの時期。

蒸し暑い日もあり、気になってくるのが「季節性の皮膚病」です。

 

では、皮膚病になりやすい犬種はあるのでしょうか?

 

基本的にすべての犬種が、皮膚病にかかる可能性があります。

 

その中でも

・ブルドッグ

・フレンチブルドッグ

・シーズー

・ダルメシアン

・パグ

・柴犬

・ゴールデンレトリバー

などが皮膚病になりやすい犬種として挙げられます。

 

 

フレンチブルドッグ、パグは、顔のシワに汚れが溜まりやすい=細菌・かびなどがシワで繁殖し、炎症を起こし、結果皮膚炎になるケースが多いです。

柴犬、シーズー、ゴールデンレトリバーなどは、アトピー性皮膚炎になりやすい犬種といえるでしょう。

 

また、皮膚病のなりやすさは犬種だけでなく、年齢にも多少依存します。

・皮膚の機能が完全ではない子犬期

・体の機能が衰えてくるシニア期

などにも、多くみられます。

日頃からスキンシップをとる際に、またはおうちでシャンプーをする際に、皮膚に異常がないかのチェックを欠かさないようにしましょう。

 

 

愛犬が皮膚病になってしまったかな?と思ったら、まずは動物病院で皮膚病の診断、治療を受けましょう。

 

往診でも、皮膚病の診察、治療、かかりつけから引き継いでの在宅継続治療を行っていくことが可能です。

一度、お気軽にご相談ください。

とても怖〜い 猫ちゃんとフィラリアのお話

以前、こちら(https://wp.me/p62hvi-1g7)で、ワンちゃんと猫ちゃんのフィラリアのお話をさせていただきました。

今回は、その後反響の大きかった猫ちゃんのフィラリア症に関して、詳しく書かせていただきます!

 

 

「フィラリア症」を引き起こすのは、フィラリア(犬糸状虫)という寄生虫です。

そもそもフィラリア寄生虫は種特異性(=特定の種類にしか感染しないという、好みのようなもの)が高いことが知られており、名前から犬だけの病気と思われがちです。

しかし、ごく稀に猫もかかることもあるのです。

フィラリアは、蚊の媒介により猫の体内に侵入します。
侵入したフィラリア幼虫の一部は成長し、心臓や肺動脈に移動。

呼吸器症状をはじめ、命にかかわる様々な影響を及ぼします。

 

猫ちゃんたちがフィラリアに感染しても、その中で成虫まで育つものは少なく、感染に気づかないことも多いといわれています。ただし、死んだ成虫が肺動脈に詰まると、突然死を招くこともあります。

突然死を招かなくとも、嘔吐、咳、呼吸困難、食欲不振、体重減少などの症状をおこすことがありますが、これらの症状=フィラリア感染症と断言することは大変難しく、発見は困難です。

フィラリア症は、命に関わる危険な病気なのです。

 

・「うちの子は室内飼育だから大丈夫!」それ、間違っています!

アメリカの獣医学研究期間の論文(Atkins CE, et al. J Am Vet Med Assc. 2000;217(3):355-8)では、フィラリア症に感染している猫の約27%が、完全室内飼育だったという調査結果がでています。

屋外だけではなく、室内にいても蚊はどこから飛んでくるかわかりません。

高層マンションであっても、ビル風にあおられて蚊が上層階までのぼってくることもあります。

猫ちゃんが蚊に刺されない環境を完璧に作ることは不可能。

「完全室内飼育だから大丈夫」という油断は禁物です。

 

猫ちゃんのライフスタイルに合わせて月1回、必ずお薬を与えるようにしましょう。

 

例えば、完全室内飼いの猫ちゃんは、フィラリアと一緒に、室内でも感染リスクのある、ノミ、おなかの虫を駆除できるタイプのお薬の方が良いでしょう。

反対に、外に出る可能性のある猫ちゃんは、フィラリアと一緒に、外出時に感染リスクのある、マダニ(人畜共通感染症のリスクもあります!)も駆除できるタイプのお薬の方が良いでしょう。

 

現在は、簡単なスポット薬で、そのどちらのケースにも対応できるようなお薬もございます。

これを機に、猫ちゃんのフィラリア予防に関しても、一度見直してみてはいかがでしょうか?

 

どんな方が往診利用を?ケース①

「往診のご案内はくるけど、具体的に何ができますか?」

「他の方は、どんなことで往診を利用されているのかな」

そんなお話を往診先で度々お伺いすることを受け、折に触れて往診でお伺いしたワンちゃんや猫ちゃんのお話をブログで報告させていただくことにしました!

第一弾は、アレルギー体質とお耳の洗浄でお伺いしているS様、フレンチブルドッグのリボ君です。

 

 

リボ君は以前からアレルギー体質で、季節の変わり目や折に触れて悪化するたびに、痒み止めの飲み薬をもらうため、動物病院に通院していました。

また、アレルギー体質から耳の激しい痒みがあり、そのため定期的な耳垢洗浄が必要で、毎週の通院が欠かせませんでした。

 

しかし、オーナー様の子育てやこのコロナウイルス騒ぎで、通院が難しい状態に。

「本当は毎週行かなくてはいけないけど、通院できない…」

「子供がいるから、連れて行けない…」

「この子は毎週耳掃除しないと、痒くなって見てられないのに…」

 

そういったオーナー様のご不安を解消したのが、往診でした。

 

まずはお電話で詳しい打ち合わせを行い、不安なこと、して欲しい処置、定期的にもらいにいっている目薬のことなど、色々なご相談をしていただきました。

アレルギー薬は以前は錠剤をもらっていましたが、1ヶ月効く注射タイプも選択肢としてご紹介。

利便性、経済性からそちらを選択することに。

 

オーナー様もご不安から解消され、リボ君も元気に過ごせています。

 

往診に伺うと、先生今週もいらっしゃい!と、突撃してくる元気なリボくん。

その笑顔のために、今日もまた、往診です!

 

 

 

 

 

 

 

予防が一番大事!?フィラリアのお話

今回は、フィラリア症のお話です。
フィラリアは、ワンちゃん、猫ちゃん達の心臓や肺動脈に寄生し、食欲低下、呼吸困難、咳、腹水と言った症状を引き起こします。

また、手術のため麻酔をかける際には、フィラリアの存在が大きなリスクとなります。

どういった感染経路をとるかと言うと、蚊が、フィラリアに感染した犬の血を吸ったあと、他の犬の血を吸うことでフィラリアに感染します。

蚊はフィラリアの媒介者なのです。
フィラリアはワンちゃんへの報告が多く注目されがちですが、猫ちゃんへも寄生します。
猫ちゃんのフィラリア症は数が少なく報告も稀ですが、そのため診断が難しく、咳、呼吸困難、嘔吐などの症状が出てきた時には、既に生命が危険な状態になっていることがほとんどです。
突然死の原因にもなります。
今のところ猫の治療法は確立されておらず、最善の治療は予防であるともされています。
本院でも、狂犬病接種の際に、フィラリアの予防をされる方が多くいらっしゃいます。その際、こんなご質問を受けることがあります。
「暑い時期だけ薬を飲んでいるけれど、毎年検査をする必要はあるの?」
「蚊がいる時だけ薬を飲んでいればいいんじゃないの?」
確かに、関東などでは、ほとんど暖かい時期しか蚊は飛んでいません。
しかし、予防薬を投与する際にはフィラリアが寄生していないことを確認する必要があります。
それは…
フィラリアが犬の体内にいることを知らずに、フィラリアをやっつけるための「駆虫薬」でなく、「予防薬」を飲ませた場合、体内で死んだフィラリアによってアレルギー反応が起こり、最悪の場合は死に至ることもあるからです。
現在は検査キットを用いて、血を1滴とるだけで簡単にフィラリア抗原を確認することができます。
フィラリア、各種寄生虫の予防についても、本院にお気軽にご相談ください。

ペットとできるコロナ対策とは?!③

ペットとできるコロナ対策に関する投稿も、3つ目となりました。

今回は、新型コロナウイルスに関連して、最近よくオーナー様からいただく質問にお答えしていきます。

 

それは

「ワンちゃん、猫ちゃんの予防接種にある『コロナウイルス感染症』って、今はやっている新型コロナウイルスと同じ?」

というものです。

ワンちゃん、猫ちゃんのワクチンを見ると、確かに予防する病気の一覧に『犬コロナウイルス感染症』『猫コロナウイルス感染症』の文字が。

 

 

しかし、この犬のコロナウイルスと、新型コロナウイルスは同じでありません。

 

コロナウイルスが一つの家族だとすると、犬のコロナウイルス、猫のコロナウイルス、新型コロナウイルスは血はつながっていますが、あくまで家族の役割は別々。

家族の別のメンバーの得意分野に、他のメンバーが手を出すことはほとんどありません。

これを「種特異性が高い」といいます。

コロナウイルスの種特異性は高く、種の壁を越えて、他の動物へと感染することはほとんどない、とされています。

 

 

では、犬のコロナウイルス感染症、猫のコロナウイルス感染症はどういったものなのでしょうか?

 

犬のコロナウイルス感染症は、犬パルボウイルス感染症など他の感染症に併発してみられることがあり、腸炎のような症状を示すものと、呼吸器症状を示すものに分けられます。

 

 

一方で猫のコロナウイルスは、FIP(猫伝染性腹膜炎)という難病を引き起こすケースもあります。

これは、腹膜という、お腹の臓器の表面、臓器がおさまっている空間である腹腔自体を包んでいる膜に、炎症が起こる病気です。

 

このように、一口に『コロナウイルス感染症』と言っても、そのそれぞれは別のものなのです。

ペットとできるコロナ対策とは?!②

飼い主さんが大好きなペットさん。

そんなペットさん達にとって、家に人がいるということはとても素敵な事でしょう。

 

 

 

特に普段、あまり家にいないご家族やお子さん達は、この機会にペットさん達と過ごすことができるいい機会かもしれません。

自宅待機、自粛要請…そんな中でも、ペットさんのお散歩に出られる方は多いかと思います。

しかし、やはり屋外での活動には注意が必要です。

 

 

 

 

 

 

コロナ対策の基本は「3密」を避けること。

ドッグランやお散歩でも、飼い主さんはマスクをつけましょう。

お散歩友達、ドッグラン友達とお会いしても、飼い主さんどうしが密接しないような工夫も必要です。

立ち話、井戸端会議もなるべく避けましょう。

そして、ひと遊びしたら早めに帰宅。ワンちゃん達も、洗える部分はお湯や水で洗い流したり、お風呂に入ったりしましょう。

帰宅直後のペットを拭いたタオルはすぐにお洗濯へ。

飼い主さん達も、帰宅後の手洗い、うがいの徹底、短時間の外出でもマスクは忘れずに!

 

そして現在、狂犬病予防注射、フィラリア検査などで動物病院に行く時期です。

動物病院の待合室でも3密を避けて、予約数を減らすといった対応や、待合室ではなく、自家用車の中で順番を待っていただくなどの対策を取られているところも多いです。

東京都内でも、新宿区、墨田区、渋谷区、港区など、多くの自治体で狂犬病の集合注射が中止・延期になっています。

 

 

麻布ペットクリニック(旧・往診獣医アニホーム)では

★往診で

★麻布ペットの店舗に飼い主様にお連れいただいて

★麻布ペットの店舗でトリミングやペットホテルを利用する際に

 

狂犬病注射、フィラリア対策、ワクチン注射、狂犬病登録代行をすることができます。

店舗も、飼い主様同士がお会いしないよう最大限に配慮した完全予約制、徹底された消毒が行われた環境で接種を行っております!

 

 

実際に店舗接種にいらっしゃったワンちゃんのご様子♡

 

 

これを機に、ご利用されてみてはいかがでしょうか?

 

 

お問合せ
TEL:03-5790-9877
メール:info@clinic.azabupet.jp

HP:http://clinic.azabupet.jp/

 

 

ペットとできるコロナ対策とは?!①

コロナウイルスの影響で、在宅ワークなどが広がり、学校なども休校になったことでご家族で過ごすことが増えていることかと思います。

一緒に過ごしているペット達にもうつったりしないのか、何かできることはないのか…気になっていらっしゃる方も多いかと思われます。

 

今日は、おうちでペットとできるコロナ対策のお話、第一回です。

 

 

人間も、外から帰ったら手を洗います。

 

 

ドッグランや、人間の多い場所へとお出かけしたあとは、ワンちゃんを洗ってあげることが有効なウイルス対策になります。

普段のシャンプーの頻度を少し増やすことでも、対策につながります。

 

お風呂が大嫌いな子もいるので、これからは、おうちでもお風呂に慣れさせておくことが大切になるでしょう。

 

 

とは言っても、おうちでのシャンプーは慣れないことも多いかと思います。

麻布ペットでは、トリミングでシャンプーのサービスも行っております。

これを機に、プロフェッショナルの手によるシャンプーを受けてみてはいかがでしょうか?

 

【ペットのワクチンで副作用?】ワクチンアレルギーとは!

こんにちは。

往診獣医アニホームの稲野辺です。

 

いきなりですが、みなさんに問題です!

 

Q.全国の飼い主さんが動物病院に行く理由で一番多い理由は??

 

 

「正解は・・・・」

 

ワクチンです!!」

 

毎年打つワクチン、接種した後も何事も無いように過ごしてくれる子がほとんどです。

しかし、中にはワクチン接種後に体調を崩してしまう子がいることをご存知でしょうか??

 

今回はワクチン接種後に体調を崩してしまう

ワクチンアレルギー」についてお話したいと思います。

 

 

*ワクチンアレルギーとは?

 

身体がワクチンを異物と認識してしまい、身体を守るシステム(=免疫)が働き、過剰に反応することで様々な反応が出てしまうこと。

 

*ワクチンアレルギーの症状

◼︎軽症

顔が腫れる          ・皮膚の赤み      ・消化器症状(嘔吐・下痢)

 

 

 

 

 

 

 

◼︎重症(=アナフィラキシー)

※投与後数分~数時間以内に現れることが多い。

虚脱(=立てない)

粘膜が白い

呼吸が荒い

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