プードルの特有のカットスタイルはどうして誕生したの?

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こんにちは。麻布ペットの森です!

 

一昔前のプードル、ドッグショーで優雅に歩くプードルといえば、頭部、腰、足首、胸の部分にボリュームを作る特有のカットスタイルが印象的でした。

ペットとして注目されるようになってからも、そのままのスタイルが一般的となり「手入れが大変そう」「高貴なイメージ」で敬遠され、日本ではさほど飼育頭数が増えませんでした。

ペットらしいとはいいがたいスタイルはどのようなきっかけで誕生し、プードルの定番スタイルとして定着したのでしょうか?

■独特なカットは「体の保護具」

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実はプードルは元々水辺の狩猟に活用されていた歴史があります。

○非常に賢い性格

○身のこなしが軽く、足音を立てずに走る事(獲物に静かに近づける事)

○水鳥などの獲物を傷付けずに飼い主の元へ運べる事(むやみな攻撃性がない事)

○被毛がシングルコートで撥水性があり、濡れてもすぐに乾く事

○犬の中でもトップクラス、垂直飛びが得意な骨格である事

などの理由から大変優秀な猟犬とされていました。

 

ハンターが猟銃で撃ち落とした水鳥をプードルが回収に行くという役割です。

人間が進みにくい鋳薔薇の道や小枝が突き出た道も体の小さなプードルであればスムーズに進む事が出来ます。その上、水中へも躊躇なく入る事が出来る気質なので、欠かせないパートナーとなったのです。

しかし、プードルはその忠実な性格ゆえに、ハンターから指示があれば危険を顧みずに突き進んでしまうのです。

獲物を咥え、ハンターの元へ戻ってきたときには、体に傷を負っている事、無理をし過ぎてしまう事も少なくありませんでした。

 

その為に

○頭部の怪我や獲物からの攻撃から身を守る為に、頭部の被毛を出来る限り長く残す

○水中に入った時、体が濡れた時に心臓への負担、体温低下を極力防ぐために、胸周りの被毛を長く残し洋服の代わりにする

○腰や足の関節周りの被毛を残し、腰や関節など体の重要な部分の怪我を予防する

 

このように実用性を追求し、被毛のカットスタイルを工夫した事で体を守れる様に工夫がされるようになったのです。

その後、この実用的に工夫されたスタイルが当時の貴族の目に止まり、高く評価された事で、宮廷で飼育されるペットとして寵愛を受ける様になっていき、更に豪華さ、高貴さが追求されたとされています。

 

■憧れのテディベア

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プードルの人気が日本で急速に高まったきっかけは、「アプリコットカラー」と「テディベア」スタイルが注目を集めた事がきっかけでした。

元々このスタイルは、トリミング業界で昔からある定番のスタイルで、子犬の様、子羊の様と表現されていました。

一時は人気が低迷していたプードルが、一気に人気犬種トップになった一大ブームのきっかけの一つは当時発売されていた月刊誌「愛犬チャンプ」の表紙にこのスタイルが採用された事です。

 

発売と同時に驚くほどの反響がトリミングショップ、ペットショップに殺到しました。

それまで、プードルといえば昔ながらのカットスタイルが定番とされていたので、ブームの始まった当初は、「テディベア」カットの再現の苦労したトリマーも多数いたほどです。

 

ブームが起こった当初に子犬だったプードル達も、そろそろシニア期に差し掛かる時期でしょう。

シニアになると何かと体の不調も増え、体力も低下するものです。

トリミングのカットスタイルもかわいらしさだけでなく、生活のし易さを優先に工夫をしてあげましょう。

■部分的に取り入れて、オリジナルスタイルにアレンジ

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プードルのカットスタイルはアレンジ自在で色々なシルエットが楽しめます。顔にバリカンを掛ける事、足先をバリカンですっきりとカットする事を昔ながらのスタイルと敬遠する事なく、ライフスタイルに合わせて部分的に取入れると、とても便利です。

たまにはスタイルチェンジしたい、もっとお手入れを楽にしたいと思ったら、ぜひトリマーにご相談を。

 

○散歩帰りの足拭きを簡単にするためには・・・「足先にバリカン」を入れると日々のお手入れが楽になります

 

○耳内部の汚れが気になる時には・・・・耳の毛量を少なくする、短めにカットし、耳周りを軽くする事で通気性がよくなり、症状の改善につながります

 

○缶詰や手作り食派には・・・口周りを短くカットすると、食後の口周りの汚れが目立たなくなります

 

○毛玉のお手入れが大変という時には・・・脇や内股などの特に毛玉が出来やすい部分、ブラシをかけにくい部分はバリカンで短くカットしましょう。外見からは目立たない部分なので、短くするとお手入れがスムーズになります

 

○シニアになったら・・・被毛は短めにカットしブラッシングやシャンプーの手間暇を軽減してあげましょう。寒さ対策には洋服の活用がおすすめです

■まとめ

トリミングのカットスタイルは、愛犬の生活スタイルや年齢に応じて工夫をしてあげましょう。特に、シニアはお手入れを簡単、短時間にする為に短めのスタイルがおすすめです。

 

愛犬のスタイルで「困った事」「不便に感じる事」もお気軽にご相談くださいませ。

 

麻布ペット http://azabupet.jp/

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