インターネットラジオ
ゆうときょうかの「あつまれ!ささもり!」
のちゅちゅまる君(ハムスター)
https://www.onsen.ag/program/sasamori/
麻布ペット http://azabupet.jp/
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ゆうときょうかの「あつまれ!ささもり!」
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こんにちわ!
暑い日が続いておりますね。
往診に行った先や、トリミングなどにこられたお客様から、このようなご質問を受けることがあります!
「フィラリア予防って、実際どのぐらいまで続ければいいんですか?」
「暑くなくなったら、フィラリア薬のまなくてもいいのではと思うんですが…」
そもそもフィラリア予防のお薬は
「フィラリアの幼虫をもっている蚊に刺されて、感染してしまっていても」
「1ヶ月に1回お薬を飲めば、その時点で駆虫されるので」
「大丈夫」
というお薬になります。
つまり…
9月ごろに暑くなくなったから、ということで飲むのをやめた時、もしまだ生き残っている蚊に刺されたとして、その蚊がフィラリアを持っていたら…
次の月に駆虫されず、感染してしまうことになります!
目安としては
東京であれば、10〜11月ごろまで
九州・沖縄など暖かい地域では、12月ごろまで(1年中飲まれる方もいます)
となります。
アウトドア活動が多いワンちゃんにも、長めに飲み続けることが多いです。
もちろん一番安全なのは、一年中飲み続けることです。
しかし、1年中飲み続けるのは大変ですよね?
最近は、一回注射するだけで1年間効果が持続するものもあります。
ライフスタイルによって、お薬を使い分けるといいでしょう!
暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
マナーのため、お散歩のときに口輪をつけていらっしゃるワンちゃんがよくいらっしゃいます。
ですが、日中のおさんぽの際、口輪をつけたまま外を歩くのは…要注意です!
吠え防止などマナーのために口輪をつけたワンちゃん
ワンちゃんは、人間と違い汗をかいて体温を下げることができないため
「パンティング」といって、ハァハァ息をすることで体温を下げています。
パンティングをするワンちゃん
そのため、ハァハァできなくなる「口輪」「犬マスク」などの装着は、犬の体温を下げられなくなることにつながり、熱中症の危険が高まります!
この二つを徹底し、愛犬を熱中症からまもりましょう♪
夏になると、耳の痒みに関するご相談が増えてきます。
「黒っぽい耳垢が大量にでてきて、すごくかゆがっていて…」
というものです。
ワンちゃんだけでなく、猫ちゃんでも見られます。
この場合に多いのが「マラセチア真菌症」です。
焦げ茶色〜黒っぽい、独特な匂いのある、タールのような耳垢が大量に出て、ワンちゃん、猫ちゃんが耳をかゆがる仕草をやたらするようになったら注意です。
マラセチア真菌は本来は酵母様真菌と言って、本来はあまり体に害を及ぼさないタイプのカビになります。
耳を痒がる、耳垢が一杯でる、と言った症状は、マラセチア真菌自体ではなく、異常発生してしまった耳垢によって引き起こされるものが殆どです。
湿気や季節性のアレルギー症状、そしてそこから皮膚炎などが原因となり外耳炎がおきて、耳垢が大量にでる。その残った耳垢がさらに外耳炎を起こす…という悪循環になります。
そこに、マラセチア真菌が異常発生するのです。そしてまた、悪循環に陥ります。
では、どのように治療をすればいいのでしょうか?
お家で洗う?
①耳をきれいにする
まずは耳を清潔に保つことです。
おうちでお耳掃除をする場合は、綿棒を使わないようにしましょう。
おうちで無理に綿棒を使って掃除してしまうと
・鼓膜を破ってしまう
・汚れを奥に押し込んでしまう
などのリスクが存在します。
おうちでのケアをする場合は、イヤークリーナーを優しくワンちゃん、猫ちゃんの耳に注ぎ、軽くマッサージをして、頭を振って出てきた汚れを軽くティッシュなどで拭き取るだけで十分です。
どれだけおうちでのケアが必要なのか、一度動物病院で診ていただくことをおすすめします。
②抗真菌点耳薬を使う
異常発生したマラセチア菌を減らすために、お薬を使いましょう。
お薬は、動物病院できちんとしたものを処方してもらうようにしましょう。
最近は、1回の投与で1週間効くお薬などもあります。
耳を清潔にしてから、お薬を投与するほうが効果的です。
病院の先生に相談しましょう。
麻布PETクリニックでは、おうちでのお耳のケアのご相談、外耳炎のもととなるアレルギー治療についてのご相談もうけつけています。
お気軽にご連絡ください。
8月に入り、暑い夏が始まりましたね!
7月に熱中症のお話をさせていただきましたが、猫はどうなのか、というご質問をいただきました。
「室内で自分で気持ちの良いところに移動すると聞いたから、ある程度放っておいても大丈夫?」
「扇風機だけかけておくのではやはりダメですか?」
…などのご質問です。
ワンちゃん、猫ちゃんには人間のような汗腺が足(肉球)にしか存在せず、体温調節があまり上手ではありません。
確かに猫ちゃんはワンちゃんに比べ、ひとつのところにとどまるよりは自分で気持ちのいいところを探すのが得意な子が多いです。また、ケージで1日を過ごすということもあまりないので、暑いところから出られなくて熱中症になる、というケースもワンちゃんに比べると少ないと言われています。
しかし、扇風機だけでは、汗をかかない動物さんたちは汗による体温調節をすることができないため、意味のない暑さ対策となってしまいます。
エアコンの涼しい空気を部屋に行き渡らせる役割としての扇風機は問題ありませんが、暑さ対策としての扇風機はNGとなります。
必ず、夏場はエアコンを使用するようにしましょう!
先週、先々週と、災害がおこる前にしておきたい、ペットとできる災害対策をご紹介して参りました。
今週は、いざ災害がおきた時にどうしよう?という点についてお伝えしていこうと思います!
災害が発生したら、まずは自分、家族、ペットの安全確保が一番です。
それぞれの災害の発生時のガイドラインにしたがって、まずは身の安全を確保しましょう。
突然の災害で、ペットもパニックになり、いつもと違う行動をとることがあります。
ペットを落ち着かせるとともに、脱走やケガをしないように気をつけましょう。リードをつけたり、ケージに入れるなどして、ペットの安全を確保しましょう。
避難できる、となったタイミングで、迅速に避難を行います。市区町村や、国のガイドラインにしたがって避難行動をとってください。避難をする際には、飼い主さんはペットと一緒に避難する同行避難が原則になります。
その際、用意しておいたペットの持ち出し用品も持っていくのを忘れずに!いざ避難、となった際に、非常持ち出し用品が持ち出せない…!となってしまっては意味がありません。人間のものと同じところに、持ち出しやすいところに置いておきましょう。
避難場所へ向かう際も、事前に調べておいた情報が役立ちます。
中型〜大型犬など、飼い主と一緒に歩いて避難する子には、足の保護のために犬用の靴下や靴を履かせるのを忘れないようにしましょう。瓦礫や地面の散乱物などによる怪我を防ぐことができます。
到着したら、避難所にいらっしゃる自治体の方に、ペットをと同行避難をしてきた場合はどう過ごせばいいか、を改めて確認しましょう。
万が一ペットとはぐれてしまった場合には、ぺっとについての情報や避難時の状況について、自治体の動物担当部署や警察などに届けてください。また、やむを得ずペットと一緒に避難できず、自宅などに置いてきた場合にも、自治体の動物担当の方に相談をしてください。
避難所・仮設住宅などでは、様々な人が集まり共同生活をします。
動物との暮らしが苦手な方や、動物アレルギーの方もいらっしゃいます。
東日本大震災などこれまでの災害では、ペットがいることによってつらい避難生活での心の安らぎや支えとなったという声がある一方…
咬傷事故、鳴き声への苦情や、体毛や糞尿処理など衛生面でトラブルになることもあります。
避難所や仮設住宅では、ペットの飼育管理は飼い主の責任で行うことになります。
衛生的な管理を行うとともに、飼い主同士等で周りの人に配慮したルールを作ることも必要となるでしょう。 自治体の方とも相談し、ペットの飼育場所や飼育方法について早めに決めることが大切となります。
また、ペットも人間と同じで、慣れない環境や状況でのストレスから体調を崩したり、病気が発生しやすくなります。飼い主はペットの体調に気を配り、不安を取り除くように努めましょう。
3週に渡ってペットと考える災害対策についてお話しして参りました。
西日本で豪雨災害があったり、関東で大きな地震がおこる確率が高いことが示唆されていたりと、災害がおこる可能性がとても高くなっています。
これを期に、いまいちどペットとの災害対策について見直してみてはいかがでしょうか!
先週の記事では、災害にそなえてペットのために用意しておくべきものについてお話ししました。
今回は、災害にまだあっていない今だからこそ、しておきたいその他の準備についてお話しします!
災害発生時、ペットを守るのは飼い主の皆様です。
また、ペットによる問題は、その責任の全てが飼い主にあります。災害時には他の避難者の迷惑にならないようにしなくてはなりません。そのため、日頃からペットのしつけや健康管理を適切に行い、災害に備えることが大事になってきます。
避難所では、ペットはおうちとは異なった環境での生活をしなければなりません。室内で放して飼う、人と同じ居住空間で避難生活を送る、といったことは難しくなることが想定されます。
そのために、以下のことをきちんとしておくことを心がけましょう!
緊急時、安全に避難できるよう、また、避難所で生活できるよう、普段から基本的なしつけをしておきましょう。
・キャリーバッグ、ケージ内での生活に慣れておく。
・ペットシーツや猫砂などケージ内でもトイレができるようトレーニングする。
・人や他の動物に対して攻撃的にならないようにしつける。ドッグランやペットホテルなどで、他の犬や人に慣れさせる。
・犬は、「待て」「来い」などが出来るようにする。
災害時は動物病院も被災していることが多いため、いつも通りの対応がすぐにできない可能性があります。基本的な予防は普段からしておくと共に、その子その子に必要な薬やごはんなどを普段から確保しておきましょう。
・ワクチンやノミ・ダニ駆除、フィラリア予防をしておく。
・持病がある子は、常備薬、療法食の確認・記録をしておく。かかりつけの先生に、緊急時の動きを普段から相談しておく。
最悪の場合を考え、迷子対策はきちんと行いましょう。東日本大震災のときなどにも、マイクロチップを挿入していたことで、飼い主さんのもとに戻ることのできた犬や猫がいました。
マイクロチップの挿入には、特別な機械が必要となります。かかりつけの動物病院にあるかどうか、お電話して確認をするといいでしょう。
・犬鑑札や狂犬病予防注射済票を首輪につけておく。
・マイクロチップの挿入、迷子札などの装着をする。
・身近な避難所がどこか?避難所は同行避難ができるのか?
・災害時にはどのようなルートで行けばいいのか?
上記のようなことを、日頃から検討しておきましょう。地域の愛護センターや災害対策課などで、相談を受け付けている場合があります。
また、避難所に同行避難が出来ない場合や、避難所生活が困難になった時、預かってくれる親戚や知人宅などを複数確保しておきましょう!
近隣の飼い主さん同士で日頃からコミュニケーションをとり、被災の程度が軽かった飼い主の家に一時的に預かってもらう、などの方法を検討してもよいでしょう。
また、急なお泊まりに備えて、普段から預け先候補へ一緒に訪れてみる、ペットホテルなどを利用して自宅と違う環境に慣れさせる、などの訓練をするのも大切です!
麻布PETのペットホテルをぜひ、ご利用ください♪
西日本で豪雨が続いたり、メディアでもコロナ禍下での地震など災害対策をどうするか、といった報道が目立つようになりました。
人間は準備しているけれど、ペットさんとの災害対策はどうしていいかわからない、といった相談を、往診の時にうけることが増えてきています。
「人間の避難袋はあるけど、ペットの避難袋は何を準備すればいいの?」
「何もない時にしておけることはないかな?」
災害のことを考えるきっかけとして、この夏、ペットとの災害対策を見直してみましょう!
避難所では、ペット用の物品の支給はほとんどありません。そのため飼い主さん自身が備えをする必要があります。
避難所に避難する時のことを考え、まずは「ペット用避難袋」を用意しましょう!
【 優先順位 1 】動物の健康や命に係わるもの
食器は、荷物に入れておきやすい、折り畳みできるシリコン製のものを使うなどして省スペース・軽量化をはかりましょう!
このほかに、いつも飲んでいる薬がある場合は、すぐに持ち出せるところに置いておく、足りなくなったときのために薬の名前や容量をかかりつけの先生に確認したメモを入れておく、などの対策をしましょう。
【 優先順位 2 】情報にかかわるもの
万が一の際の迷子対策として、マイクロチップの挿入も忘れないようにしましょう!マイクロチップは、設備のある動物病院で挿入する事ができます。設備があるかどうか、事前にお電話で確認するといいでしょう。
ペットショップでは、すでにマイクロチップが挿入済みで売られていることもあります。お店の方に確認しましょう。
【優先順位 3 】ペット用品
また大型犬を徒歩で避難させる場合、犬用の靴、靴下やバンテージなどを履かせておくと、ガレキや釘による怪我を防ぐ事ができますので、避難袋に入れておきましょう。そのほか、古布や新聞紙なども入れておくといいでしょう。
これらのうち、ペットさんの名前を書けるものはすべて記名しておくようにしましょう。
例えば田中さんのおうちのポチちゃんなら「田中」「ポチ」だけでなく「田中ポチ」のようにフルネームで書いておくと、避難所での取り間違いを防ぐ事ができます。避難袋の持ち手などに、ペットの個体情報や、飼い主さん、かかりつけ動物病院の連絡先を記した名札をつけておくのも良いでしょう。
災害時はペットもストレスを感じているため、いつもと違うご飯を受け付けなかったり、体調を崩してしまったり、またトイレの環境が変わって、排泄をできなくなってしまうこともあります。
ごはん、ペットシーツ、トイレ砂など、できるだけ「普段通りのもの」を用意しておきましょう!
次回は、避難所での生活についてお話しします。
本格的な梅雨の時期になってまいりました。
そろそろ梅雨明けが予想されていますが、湿度が多くて細菌などが繁殖しやすくなるこの時期、最後まで気を抜きたくないのが
「食中毒」
人間だけでなく、ワンちゃん、猫ちゃんも食中毒に注意が必要だとご存知でしたか?
食中毒のなかでも、一般的にもっとも多いのが「細菌性食中毒」です。
細菌が発生したドッグフードを犬が食べて食中毒になることもあります。
急な腹痛(お腹を丸める、触ると嫌がったり鳴いたりする)・嘔吐・下痢などの症状が見られたら食中毒の可能性もあります。
おかしいな?と思ったら、すぐに医療機関に相談しましょう。
では、どうすれば予防できるのでしょうか?
・食事で使用した食器などは普段より念入りに洗浄する
・同じ食事・えさを長時間室温で放置しない
・水もこまめに交換する
・冷蔵庫保存の場合、保存に使用する袋やタッパーもきちんと定期的に洗浄する
以上のことを心がけ、食中毒に気をつけて梅雨をのりきりましょう!
「往診のご案内はくるけど、具体的に何ができますか?」
「他の方は、どんなことで往診を利用されているのかな」
そんなお話を往診先で度々お伺いすることを受け、折に触れて往診でお伺いしたワンちゃんや猫ちゃんのお話をブログで報告させていただくことにしました!
第2弾は、長毛種の猫ちゃん2匹を飼っておられるS様です。
るるちゃん、リリちゃんはそれぞれ、ノルウェージャンフォレストキャット、ラグドールという長毛の猫ちゃんです。
そろそろ予防接種の時期。
しかし、外はとても暑い初夏の季節。強い太陽の光、むしむしした気温…
一番近い動物病院は歩いて20分以上かかる…
都内マンションにお住みでお車のないS様は、そんな長時間、猫ちゃん2匹を入れた重いキャリーを抱えて猛暑の中移動する事に、とても強いご不安を覚えていらっしゃいました。
「長毛猫だし、熱さに弱いのに、この暑い中長時間移動して熱中症になったらどうしよう…」
「引越ししたばかりで、近くの病院がどんな感染症対策をしてるかわからない…混雑している待合で順番を待つ事になったらどうしよう…」
「病院の受付で人数制限があると言われて、暑い中待つ事になったら困る…」
そういったオーナー様のご不安を解消したのが、往診でした。
まずはHPのお問い合わせフォーム(http://clinic.azabupet.jp/contact/)からご相談をお送り頂き、詳しい日程や時間帯、希望の処置などを詳しく獣医師と打ち合わせます。
最近リリちゃんのうんちが固いことなど、健康面で気になっていることもご相談されました。
当日、ご希望のワクチン接種と同時に、ごはんのご相談やサプリメントのサンプルなども持参。
「お問い合わせフォームは24時間利用でき、翌日までには絶対返事が返ってくるので、安心でした」
と言っていただけました。
るるちゃん、リリちゃんも涼しい室内にいながら、無事今年もワクチン接種を終える事ができました!